注意障害
注意障害ってよく聞きますよね。特に病院で働いてるとよく聞きます。
ここでは基本的な分類や評価、リハビリを簡単に紹介します。
●注意の内容による分類
【全般性注意】
①注意の選択:Selective Attention→多くの刺激から一つの刺激に反応する。
②注意の持続:Sustained Attention→テスト中の注意の集中など。
③注意の転換:Attention Shift→あっちからこっちへ注意対象が変わる。本を読んでいて話しかけるなど。
・二つ以上の刺激の中でいくつかの要素に注意を向ける能力。
・刺激に注意しながらより重要な刺激が出現するとそちらに注意を振り向ける事。
例)待合室で自分の名前が呼ばれたら、本に対する注意を中断すること。
④注意の分配:Divided Attention→同時に複数の作業に注意を分配する能力。
(車の運転)(何かに注意していても他にも注意が向けられる)
⑤方向性注意:Direcdide Attention
●検査
・TMT(Trail making test)
・TASAT
・Digit Span
・Tapping Span
・CPT(持続的注意集中力検査)
●観察事項
・ぼんやりしている。
・きょろきょろしている。
・集中力がない。
・簡単なことに気づかない。
・一つに気をとられると他に注意が向かなくなる。
・重要でないことに気をとられる。
●リハビリテーション
・課題を反復練習(たたけば伸びる)。
※非常に神経を使うためすごく疲れる。
・少しでも集中できる環境づくりが必要になる。
・リハビリ後ははしっかり休んでもらう。
→自分の場合は首から肩甲骨にかけてリラクゼーションをしてました。
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