感染の種類
インフルエンザは毎年流行しますが、今年は新型コロナウイルスの世界的大流行が発生しています。
このウイルスは肺炎になり最悪の場合は亡くなってしまうウイルスです。
そもそも肺炎というのが怖い病気で日本の死因4位や5位とも呼ばれてるくらい死亡率の高い病気です。
今日は肺炎についてではなく、感染の種類について調べました。
なぜかというと、その感染経路で病気を予防することにつながると思ったからです。
よかったら読んでみてください。
1.感染の経路
病原体が体の中に侵入する経路には、大きく分けて垂直感染と水平感染の2種類があります。
①垂直感染
妊娠中、あるいは出産の際に病原体が赤ちゃんに感染することを指します。 “母子感染”とも言われています。
☆風疹やトキソプラズマ、B型肝炎などが垂直感染で起こる病気の1つです。
②水平感染
感染源(人や物)から周囲に広がるもので、接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染の4つに大きく分類することができます。
2.感染の種類
●接触感染
皮膚や粘膜の直接的な接触、または医療従事者の手や医療器具、その他手すりやタオルなどのような物の表面を介しての間接的な接触により、病原体が付着し感染するもの。
→咽頭結膜熱(プール熱)、インフルエンザ 等
●飛沫感染
ウイルスや細菌が咳やくしゃみなどで唾液や分泌物とともに空気中に飛び出し、約1m(くしゃみの場合は3~5m)の範囲で人に感染するもの。
→百日せき、風しん、インフルエンザ、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 等
●空気感染
ウイルスや細菌が空気中に飛び出し、1m以上超えて人に感染するもの。
→麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)、結核 等
●エアロゾル感染
●媒介物感染
汚染された水・食品・血液などを介して感染するもの。
→コレラ、食中毒、ウイルス性肝炎、マラリア(蚊)等
※経口感染
ウイルスや細菌に汚染した食べ物を生の状態や十分に加熱しないで食べたり、感染した人が調理中に手指等を介して食品や水が汚染、その汚染食品を飲食した場合に感染します。
糞便が手指を介して経口摂取される場合を特に糞口感染といいます。
→感染性胃腸炎(ロタウイルス)、感染性胃腸炎(ノロウイルス) 等
3.感染予防
①手洗い・うがい
②マスク
マスクの詳細⇓
③消毒
インフルエンザ:アルコール消毒が有効。
ノロウイルス:塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効。
参考資料
http://amr.ncgm.go.jp/general/1-1-1.html
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