OTのblog

約11年間ではありますが作業療法士をしています。新たな挑戦としてブログ始めました!! 医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

ADHD『注意欠陥多動性障害』【高次脳】

ADHD(注意欠陥多動性障害)

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ADHDは結構前からテレビやネットで知られているようになった障害ですが、お笑い芸人の徳井さんがADHDなんじゃないかと言われています。
てか、まずどんな障害なの?ってことで紹介します。

 

 

 

1.ADHDとは

ADHDは日本語にすると
注意欠陥多動性障害とも呼ばれています。

字のごとく
 注意欠陥=集中できない
 多動性=落ち着きがない、じっとしていられない
衝動性→どんな場面でも思ったことをすぐ行動。

といった症状が見られる障害です。


ADHDは、これらの要素の
現れ方の傾向を3つ分けられるようで
 ・不注意タイプ
 ・多動・衝動タイプ
 ・混合タイプ(不注意+多動衝動)
というように人によって異なります。

 

 

2.ADHDのタイプ・特徴

上記にの述べた通り、不注意・多動性・衝動性の現れ方の違いによって

以下の3つのタイプに分類されます。

 

①不注意タイプ
・授業中や仕事中に集中し続けることが難しい

・忘れ物が多い

・他の刺激で気がそれてしまう

※自分の好きなことについては集中でき集中しすぎて、話しかけられても気づかないことが多いため、周囲の人に「無視された」と誤解されることも。

 

②多動・衝動タイプ
・動いていないと落ち着かない

・無意識のうちに身体が動いてしまう

・感情や欲求のコントロールが苦手

※授業中や仕事中に動き回る、周囲に関係なく発言してしまう、などの特徴から集団生活で落ち着きのないことを注意されることも。

 

③混合して存在
「不注意」と「多動性および衝動性」の特徴をともに満たしているタイプ

 

<大人の場合>

社会に出るとその症状によって社会性に欠けるように思われてしまい、社会での集団生活がうまくいかず精神的ストレスとなり、うつ病や適応障害などの精神疾患を発症してしまうこともあります。

 

 

3.ADHDの治療

ADHDの根本的な治療はないと言われています。

しかし、その症状をコントロールすることはできると言われています。

 

①薬でコントロール

・薬は基本大人が対象です

・効き目は人それぞれ

・当然、副作用(吐き気や食欲不振など)もある

※グアンファシンは、2019年6月にADHDの大人への使用が新しく認可された

 

②自分の障害を理解する(認知行動療法)

薬はADHDそのものを根本的に治療ではなくあくまでも症状を抑えるものです。

・自分自身の障害(ADHDの特性)をよく理解する。

・自分を理解し実生活における具体的な場面で対処方法を身につけ習慣化していく。