【健康】気圧の変化と体調不良
よく天気が悪いと「頭が痛い」「膝が痛い」など体調不良が起こることはありませんか?
やはり天気・気圧と体調には関係あるようです。
どのように関係しているのか調べました。
●気圧変化と体の変化
気圧の変化で体調不良になる症状を“気象病”というそうです。
<気象病の主な原因>
主な原因は気圧の変化です。
気圧の変化は急激なほど症状が出やすく、さらに強く出るようです。
主に気圧が低下すると症状が出ますが、人によっては気圧が上昇すると症状が出る方もいるようです。
気圧による体の変化
①気圧変化により、体がストレスを感じる。
②そのストレスに対して自律神経が活性化される。
③交感神経と副交感神経の調整が上手くいかなくなる。
④結果、さまざまな症状が現れる。
温度・湿度の変化
温度や湿度の変化によっても、症状が出やすくなる。
1日の中で10度以上温度が変化や気圧が前日よりも10ヘクトパスカル以上変化するなど大きな変化があると症状が出やすくなるとも・・・。
季節の変わり目
・低気圧になりやすい春や秋、梅雨時期。
・台風が接近する夏から秋時期。
・冬時期の日本の南岸を低気圧が通過するとき。 などに症状が出やすいようです。
●特に変化の大きい気象は?
気圧の変化が大きい気象と言えば“台風”です。
台風:気圧の変化が急激で移動も速いために、痛みが出やすい方が多いようです。
梅雨:台風と違い1か月以上と長いために体調を崩す方が少しずつ増えていく傾向があるようです。
ゲリラ豪雨:ゲリラ豪雨は、積乱雲が原因とされています。この積乱雲は激しい上昇気流を起こすことで気圧が低くなると言われているようです。積乱雲で急激に気圧が下がるため体調を崩す人もいるようです。
●気象症が起こる原因
①内耳が敏感な人
原因の1つとして、“耳が敏感な人”がなりやすいのではないかと言われています。
耳と言ってもその奥の“内耳”の敏感な人がなりやすいようで、ここには気圧の変化を感じる働きがあるのではないかと言われています。
ここで気圧変化の情報が自律神経系を活性化させているようですが、内耳が敏感なひとは、少し気圧が変化しただけで交感神経や副交感神経を過剰に働かせてしまうようです。
②乗り物酔いしやすい人
症状として、交感神経が亢進すれば痛みを感じ、副交感神経が亢進すれば倦怠感や眠気を感じます。
古傷が痛む理由として、気圧変化で刺激された脳が過去の痛みの記憶を思い出させてしまうことで、痛みが出てきてしまうと考えられてしまう。
気象病の人は、乗り物酔いもしやすいようです。
気象病と同じように乗り物酔いというのは内耳が揺れることで起こります。乗り物に乗ることで内耳が敏感な人はその乗り物の揺れのせいで気持ち悪くなってしまうため、気象病と乗り物酔いは似たところがあるようです。
●予防するには?
予防で1番大切なことは“自律神経系のバランスを整えること”です。
①適度な運動
②十分な睡眠
③朝食をしっかり食べる。
当たり前のことですが、十分な“運動・睡眠・食事”を摂ることが自律神経を整えることができます。
<自律神経を整えるマッサージ>
①耳を上下横に5秒ずつ引っ張る。
②耳の横を部分をつまみ、軽く引っ張りながら後ろに5回回す。
③耳を上下に折り曲げる(5秒キープ)。
④耳全体を手で覆い、後ろに向かって円を描くように5回回す。
※1日3回、痛みの出ない程度の力で行ってみてください。
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