OT【作業療法】のブログ~医療・介護福祉・リハビリ~

2008年から作業療法士をしています。医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

夏バテしてないですか!?

夏バテしてないですか???

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今年の梅雨明けは遅かったですね。

今年の夏は長くなるかも???、そんな予報も聞きました。

8月が終わっても9月も油断できない暑さです。

夏バテも長引くかも・・・・・。

 

 

 

 

 

●夏バテとは

日本の高温多湿の夏は、身体に負担がかかりやすいといわれます。また、暑いからと必要以上にエアコンを効かせてしまうのも体調変化をきたしやすくなります

夏の暑さで体力を消耗し、倦怠感、食欲不振などの体調不良が出ること夏バテといいます。

①冷房バテ

人の体は「暑熱順化」と言う機能があり、徐々に暑さに慣れていけるようにできています。

屋内はエアコンを使用するため、気温差の大きい屋内と屋外を一日に何度も行き来することになります。それにより自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り、疲れが溜まり易くなってしまいます。

またエアコンにより体が冷え血行が悪くなり、内臓の働きが落ちたり、肩こりなどに。

②食冷えバテ

冷えたビール・ジュース、アイス、かき氷など、食べ過ぎてしまうと胃腸が冷えすぎて機能が低下、胃もたれや下痢を起こすことも。冷えた飲食物の食べ過ぎ飲みすぎは注意。

<夏バテのタイプチェック>

①屋外と屋内の出入りが日中3回以上

②エアコンの設定は25℃以下

③夜なかなか眠れない

④一日冷房が効いた場所にいる

⑤イライラする

⑥生理痛がひどい

⑦頭痛や肩こり、むくみがひどい

⑧腹を下しがち

⑨冷たいものを食べることが多い

⑩冷たいものを飲むことが多い

 

①~⑤…冷房バテ

⑥~⑧…冷房バテ、食冷えバテ

⑨・⑩…食冷えバテ

 

夏バテ対策

①睡眠

・就寝時の温度は28℃に設定し直接冷風にあたらないようにする。

・寝る前は明かりを暗めにする。

寝る前に強い光に当たると自律神経のバランスが崩れしまい、また自然な眠りへと誘う働きをもつメラトニンの分泌を抑えてしまいます

寝る一時間前くらいにはパソコンやスマホの作業は終え、部屋の明かりを暗くしましょう。

 

②適度な運動

日中の暑い時間帯を避けて体を動かし、体力をつける。

日ごろから汗をかく軽い運動をすることは、熱中症予防になると言われています。

 

③規則正しい食事

タンパク質、ビタミンB1、ミネラルを含むものが疲労回復、夏バテ予防に良いと言われます。

冷房が効いた場所で食べると体が冷えすぎてしまうため、火を通した温かい料理にしたり、体を温める効果のある天然塩をかけるのも有効

 

④お風呂に入る

夏でもしっかり湯船に浸かる。

38℃程度のぬるめの湯に最低10分、できれば30分くらい浸かると副交感神経が優位になりリラックスでき、自律神経のバランスが整えることができます。

40℃を超える熱い湯に浸かると交感神経が優位になり、寝つきにくくなるため注意

 

 

参考資料

https://kenko.sawai.co.jp/healthcare/201907.html