【情報】カラオケ~歌うのが好きな方が多いですよね~
カラオケはどの世代でも人気ですよね。
デイサービスでも人気でよく歌っています。
カラオケは声を出すだけでなく、その当時のことを思い出すので回想法にもなるのかもしれませんね。
詳細を調べてみました。
●カラオケ業界と高齢者
カラオケ業界は、1996年以降から人気がなくなってきており、大手カラオケ店が大量に閉店しているようです。その中で高齢者世代は、自由な時間が多く「昼カラ」や「一人カラオケ」などに出向く人も多いようです。
●歌うことの効果
①ストレス発散
声を出して歌うことがストレス発散になるということは良く知られていることとは思います。
ストレス発散をすることで体に何が起こるのかというと・・・
・自律神経や血圧が安定させる。
・良眠への促し。
・脳血管性認知症のリスク軽減。 などが上げられます。
②誤嚥防止
歌を歌うとき、自然と口を大きく動かします。くちびるや舌など、口周りの筋肉を鍛えることで食べ物を喉に送り込む筋力が鍛えられ、誤嚥防止につながります。
③脳の活性化
歌を歌うには・・・
・音程やリズムを正しくとる。
・歌詞を読む、思い出す。
ことは必要であるため脳が活性化されます。その効果により認知症予防や記憶力向上にもつながるようです。
④口腔環境が整う
歌うことで口や舌を沢山動かすことができます。それにより唾液の分泌が促されます。
唾液には沢山の役割がありますが、主に口腔内の洗浄、抗菌、保護など口腔内の環境を整えるために必要な分泌液です。
唾液量が少ないと・・・
・虫歯になりやすくなる。
・口内炎になりやすくなる。
・食べ物が上手く飲み込めなくなる。 などの症状が出てしまいます。
歌を歌うと3分以上は口を動かしているため、唾液が沢山分泌されます。これにより口腔内環境を守ることが出来るのです。
⑤高血圧予防
上記でも少し述べましたが、カラオケは高血圧予防にもなります。
歌うことで“腹式呼吸”になりやすくなります。腹式呼吸は体の血流が良くする効果があるため、心臓の動きをよくする効果や体の筋肉の伸縮されせることで血液循環を向上させ高血圧予防に繋がるようです。
●カラオケで体に効果を出すポイント
・友達と一緒に歌う
一人でも楽しめるカラオケですが、友達などと複数人と一緒行くことで、孤独感の解消や老人性うつ病などの予防になるようです。
・内容がイメージしやすい曲を歌う
自分の好きな曲を歌うのはストレス発散になります。また歌う時に歌詞の内容で心情や風景などのイメージしやすい曲を歌うことで、脳の活性化が得られやすいようです。
その中でも、演歌や歌謡曲は、歌のスピードが遅く歌詞内の単語などがイメージしやすいものが多いため、おすすめなようです。また、自分の若い時に流行った曲などは思い出しやすく、当時のことを思い出すことで、脳トレーニングにもなるようです。
参考資料
https://kaigo.soudan-anshin.com/news/ninchi/20181129/