【健康】睡眠に関わる栄養素5選~パート②~
睡眠に関わる栄養素パート②です。
少しでも良い睡眠を取るためには栄養素だけではだめですが、
自分に足りない栄養素を把握するのも1つの解決策につながるのでは。
これらは自分自身も摂取しているものです。
まとめてみました。
パート①はこちら⇩
ビタミンC
ビタミンCは、ストレスの多い人ほど摂取する必要があるといわれています。
ストレスといっても、寒さ、暑さ、疲労、苦痛、心痛、睡眠不足、働き過ぎなど精神的・物理的ストレスのすべてを言います。このストレス軽減に効果があると言われています。
ビタミンC不足になると、免疫力の低下や骨の発育などに影響を及ぼします。
【壊血病】
ビタミンC欠乏になるとなる病気。コラーゲンが作られなくなり細胞に緩みができことで、血管や関節が弱くなり、出血や関節痛が起きます。
ビタミンCは、過剰摂取しても、尿から出てしまうため、一般的には有害な過剰症はないといわれています。
ただ薬やサプリメントなどは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響が報告や、腎機能に問題がある人では腎結石のリスクが高まるなどの報告があり注意が必要です。
ビタミンD
ビタミンDは睡眠障害改善に影響します。ビタミンDは、ビタミンD2や日光を浴びて生成されるビタミンD3があります。
骨の強度を高める、脳の神経細胞を活性化させるために必要とされています。
ある研究では、ビタミンDのサプリメントを摂取している人は、摂取していない人に比べて平均寿命が長くなった、睡眠障害にかかる割合も低くなったなどの効果があるとわかっています。
亜鉛
亜鉛はうつ状態の緩和に効果があると言われています。
神経伝達物質を作るのに必要なのが亜鉛。感情のコントロールや記憶力維持のためには神経伝達物質が正常に働く必要があります。しかし、うつ状態は脳機能低下、神経細胞の刺激伝達が上手くいかなくなります。
神経伝達物質を作るために亜鉛を摂取することで、精神的安定や脳機能を高め、うつ状態の緩和に効果があると考えられています。
その精神的な安定やうつ状態の改善により睡眠障害にも効果があると言われています。
グリシン
亜鉛は神経伝達物質を作るために必要な栄養素でしたが、グリシンは脳の働きに関与する“神経伝達物質”の一つです。グリシンはリラックス効果で知られているGABAと同じく抑制性伝達物質です。
グリシンには朝の目覚めが良くなる。日中の作業効率が高くなる。深い眠りに付きやすくなるなどの効果があると言われています。
エゾウコギ
漢方薬は昔から、神経症状にも効果があることが知られています。
その中のエゾウコギという漢方薬があり、高麗にんじんと同じウコギ科で、アジア北東部や北海道北東部など厳しい自然環境に自生している植物です。エゾウコギは、もともと人間の体に備わっている自然治癒力や免疫機能に関わる成分を含んだ植物です。アダプトゲン作用(恒常性を保つ作用)を持っているともいわれています。
主な効果としては、ストレスへの抵抗力を高める。不安や落ち込み気分を癒す。精力を強め疲れにくくする。内臓の働きをよくする。体力や運動能力を向上させる作用などが主な作用があると言われています。中国では、エゾウコギはうつ病の治療の補佐役としても用いられています。
資料
https://www.clinicfor.life/articles/a-021/