OT【作業療法】のブログ~医療・介護福祉・リハビリ~

2008年から作業療法士をしています。医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

【栄養】ヨーグルト~最近は食べてません💦~

【栄養】ヨーグルト

f:id:ohashi-no-hanashi:20200721143323p:plain

ヨーグルトといわば”朝”に食べると言う勝手なイメージがありますw

でも最近は食べてないですね💦

食べやすいのですが、習慣化しまいとなかなか・・・

皆さんはどうでしょか???

ヨーグルトについて調べてみました。読んでみてください。

 

 

 

 

●ヨーグルトの栄養・効用

ヨーグルトは牛乳や脱脂粉乳などを原料に乳酸菌で発酵させたもの。牛乳などの栄養に加え、乳酸菌の働きによる効果があります。

【栄養】

・乳酸発酵によりペプチドまで分解され、消化吸収されやすくなっている。

・乳糖も2~3割分解され、お腹をお壊しやすい人も食べやすい。

・乳酸と結びついて乳酸カルシウムとなり、吸収されやすくなっている。

【特長】

①ヨーグルトの酸味は、食欲を増進させ、胃液の分泌や腸のぜん動運動を促し、消化吸収を助ける作用がある。

②乳酸菌には、乳酸や酢酸を作り、悪玉菌を抑え有害な物質が作られるのを防いだり、腸の調子を整える働きがある。

③乳酸菌は免疫力を高め、ガンや感染症に対する抵抗力を高めるこという報告もある。

④乳酸菌は、発酵生産物や菌体成分にも健康増進に役立つ作用(免疫調節、抗腫瘍、血圧降下、血清コレステロール低下など)がある。

⑤「おなかの調子を整える食品」などの効果が認められている。

【特定保健用食品】

特定保健用食品(トクホ)とは

「食生活において特定の目的で摂取するものに対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をするものをいう」と定義。

許可されている食品は・・・

①おなかの調子を整える食品

②コレステロールが高めの人の食品

③血圧が高めの人の食品

④ミネラルの吸収を助ける食品

⑤虫歯の原因になりにくい食品

⑥血糖値の気になり始めた人の食品

⑦中性脂肪が気になる人の食品

⑧骨の健康が気になる人の食品

などです。

ヨーグルト、乳酸菌飲料の場、特定の乳酸菌やオリゴ糖が腸内の環境を改善、血圧が高めの人や血糖値が気になるなど生活改善に役立つというもの。

 

●ヨーグルトの起源

ヨーグルトは、自然界に存在する乳酸菌によって牛乳などが発酵し、できた固まりがヨーグルトの起源。

牛乳よりも日持ちすることや、風味も豊で美味しかったため広まったようです。

科学者によって乳酸菌などの微生物の生態が明らかになり、常食としている東欧地域の人が長寿が多いことが解明。

そこで、健康効果について科学的に研究され、ヨーグルトが健康に良い食品であることが広まりました。

 

●乳酸菌の種類

<ヨーグルトに使われる主な乳酸菌>

ビフィズス菌

ガセリ菌

ブルガリクス菌

アシドフィルス菌

サーモフィルス菌

これらは善玉菌として身体に良い作用があります。

さらに腸内の細菌を良好なバランスに保ち、食物の消化を促進して便秘や下痢を防止し便通を整える効果があります。

 

●ヨーグルトの効果・効能

①腸内環境を整える

悪玉菌が増えると腸内環境が悪くなり便秘や免疫力の低下、リンパ球が減ってしまい風邪を引きやすくなり更に治りにくくなってしまいます。

ヨーグルトに含まれている乳酸菌が大腸の運動を活発にして排便を促す作用があります。これのおかげで腸内運動を整えることができます。

②生活習慣病の予防

乳酸菌は腸内の悪玉菌を減らし動脈硬化や高血圧の改善効果があると言われています。血糖値を下げる働きがあるので糖尿病の予防にも効果も。

また、カルシウム(乳酸カルシウム)も含まれているため骨粗鬆症の予防効果にもなります。

③美容・ダイエット効果

乳酸菌は、新陳代謝を活発にするビタミンAやビタミンB2をたくさん含んでいるため、老廃物を排出するデトックス効果があると言われています。

 

●ヨーグルトの栄養成分と効果

①タンパク質

タンパク質は、人間の骨や皮膚、血液や毛髪などの主な構成成分となる身体に不可欠な栄養素。

ヨーグルトには牛乳の約4倍のタンパク質が乳酸菌によってアミノ酸に分解されて含まれ、脂質や糖質、カルシウムなども牛乳より身体に消化吸収しやすい状態に分解されています。

②脂質

ヨーグルトに含まれる栄養素の中で、タンパク質の次に多いです。

③カルシウム

ヨーグルトは他の食品に比べて吸収率が高いと言われています。これは、ヨーグルト発酵する過程で牛乳の中に含まれるたんぱく質が分解され乳酸となり、カルシウムが結びつくことで消化吸収が促されるためで、ヨーグルトなどの乳製品でカルシウムを取るのは効率的と言われています。

カルシウムは骨や歯だけでなく、体内の鉄の代謝を助け細胞分裂の促進、高血圧の予防などのはたらきがあります。また、精神を安定させる働きもあるようです。

④糖質

ヨーグルトには、乳糖”と呼ばれる脳や神経のエネルギー源にもなる糖質が含まれています。乳糖は、砂糖と違って甘さはなく、エネルギー源としてだけでなくカルシウムや鉄分の吸収を助ける整腸作用があります。

⑤ビタミン

【ビタミンA

脂溶性ビタミンで皮膚や粘膜、視覚を正常に保つ働きがある。

【ビタミンB2

脂質の代謝を良くして細胞の再生に効果があり、健康な皮膚・髪・爪を維持。

 

 

参考資料

https://www.nyukyou.jp/dairy/index.php?rm=4&qa_id=492

https://myrevo.jp/food/34/