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【園芸】【リハビリ】ミニトマトの育て方

ミニトマトの育て方

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家庭菜園で人気のある野菜「トマト」。
特にミニトマトは初心者でも手軽にでき実が付きやすく収穫量も多いと言われています。
そのため、ミニトマトを進める園芸店が多いとのこと!?
今年で3年目になるデイサービスの園芸。
今年もたくさんの身を付けてほしいので改めて調べました。

 

 

 

 

●ミニトマトの品種

千果
作りやすい人気のミニトマトの1つ。
糖度が高く、肉質は緻密、甘くて美味しいミニトマト。果揃いもよく、たくさん収穫できる品種。熟期が早く、栽培初期より収量が多い。果色は、鮮やかな赤色のミニトマトの代表品種です。

ピンキー
果皮が極めて薄く、口の中に皮が残りにくい品種だそう。色は、光り輝くピンク色。味は酸味・甘みのバランスが良くとれていて、食味・食感も大玉トマトに近い品種。

ティンカーベル
光沢のある濃桃色で糖度9度から10度と高く、美味しいミニトマト。

アイコ
家庭菜園で人気のプラム形ミニトマト。比較的丈夫で実も割れにくく、作りやすい品種。

とってもアイコ
「アイコ」より少し小さく、甘みが強いミニトマト。たくさん採れる品種の1つ。

 

●ミニトマトの育て方とコツ

ミニトマトの苗は5~6月に植え付け、7月ごろから収穫ができます。

<事前準備のポイントと注意点>

プランター
ミニトマトの根は、横に張る根と深く伸びる根があります。高さ、幅、奥行き共に30cm以上のある程度土が多く入るものを用意。
素材は、「プラスチック」「陶器」「テラコッタ」「木製」などがあります。

土(培養土)
一般的な野菜用の元肥入りの培養土を用意。トマト・ミニトマト栽培専用の土には、袋ごと栽培できるタイプもあります。

支柱
苗の植え付け時に一緒に立てましょう。茎を長さ150~180cmの支柱に留め、茎が折れたり苗が倒れたりしないよう安定させます
ミニトマトの苗が小さいときは、支柱を1本用意で良いですが、ミニトマトが大きくなったら成長に合わせて大きめの支柱にして枝を支えます。

 

●苗の購入から収穫まで

苗は5月上旬ごろから売ってます

種から育てるのは難易度が高く難しいため、苗から育てるのが良いです。早いお店では3月ごろから苗の販売が始まるようですが、寒いと失敗しやすいため5月くらいからに購入すると良いようです。

<苗のポイント>
・葉の緑が濃く、厚みがある。
・病害虫が付いていない。
・花や蕾が多く付いているもの 。
・葉が8枚程度あり、葉と葉の間の節が広く間隔が空いているもの。

 

苗を植え付け

5月上旬から6月上旬くらいまでに植え付け。支柱もしっかりと立て根付かせます。
急に気温が下がって寒くなるときは(目安:15度以下)苗に不織布などを掛けたり、夜間はプランターを軒下に移動するなど防寒対策を。
<植える順番>
1)水を苗にしっかり水を吸収させる。
2)苗と同じくらいの穴を開ける。
3)ミニトマトの苗を軽く手で押さえ根鉢を崩さないように。
4)苗の周りを少し凹まして、苗にしっかり水が浸透するように。
<ポイント>
室外機のそばに置くのダメ
ベランダの場合は、できたら南向きか北向きに
風通しの良い環境で。
・植えたばかりの苗は土に活着するまでに少し時間がかかるため、根が乾燥しないよう植え付けから1週間位は毎日水を。


枝を誘引・整枝

基本はつるを1~3本仕立てにして、成長に合わせて紐で支柱に固定しながら誘引
わき芽は手で自然に取れる時期に早めに。ハサミは刃から病気が伝染するリスクが高くなります。

 

病害虫対策

病気は梅雨時のモザイク病などに気を付ける必要があります。モザイク病は症状によっては株ごと処分する必要が出てきます。
害虫はアブラムシ、ハダニなどがあり、実が付き始めたらカメムシやタバコガなどにも注意が必要。食品成分由来の薬剤で、ある程度の防除が可能。

 

収穫

ミニトマトの実は開花から50日ほどで収穫できるようになります。
一般的にミニトマトは8月末くらいまで収穫でき、土や肥料など管理をしっかりやれば、秋や初冬まで収穫を楽しめことも。

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●成功させるポイント

実が付くまでは肥料を控えめに

実が付く前に肥料をやり過ぎると、葉や茎に養分が偏るため、実が付きにくくなってしまいます。実が付くまでは肥料のやり過ぎに注意が必要です。
1段目の実が大きくなってから追肥。その後は、化成肥料を3週間おきに、液体肥料を1~2週間おきに定期的に施します。

 

最初の花が重要

ミニトマトは栄養成長と生殖成長を繰り返し、長い間収穫することができます。このサイクルをうまく継続するためには、1番花に実を付けることが重要。
※天気の良いときに、花を指先で軽くぴんとはじいて自家受粉させるとよいです。

 

きちんと整枝

枝葉が多くなると、風通しや日当たりが悪くなってしまうため、花や実が付かないなどの原因に。

 

水やり

「水やりをあまりしない方が良い」説がありますが、水が少ないと必要な養分が吸収できず、「尻腐れ症」などの病気になってしまうため、土が乾いていたら水をたっぷりあげましょう

 

※尻腐れ症の対処法

尻腐れ症は、一度出てしまうと症状を治すことができないようです。
見つけた際にはすぐにその実を取りましょう。
カルシウム剤でカルシウムを補填することで防止することはできるようです。
実をチェックして、見つけ次第、すぐに対処するようにしましょう。

 

●弱っている苗の対処方法

①節がしまっていなくて、茎が細く、ヒョロヒョロと間延びしている。
原因:日ざしが足りてない。
対策:苗に日を当てましょう。

②蕾または花がついていない。
原因:苗が小さすぎる。肥料分が多すぎる。
対策:花芽がつくまで肥料を与えない。

③病害虫が付く。
原因:風通しの悪い。密植状態。もともと弱い苗。
対策:早速捕殺。初期段階で集中して取り除く。

④苗の先端に勢いがない。
原因:水が足りない。
対策:しっかり水を。もち直さない場合、苗自体が弱っているかも。

  

参考資料

https://sakata-tsushin.com/yomimono/tokushu/20170810_006716.html

 

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