エンドウ
うちのえんどうですが、育て方といってもプランターに種をまいて水をあげてるだけですw
それだけで順調に育ってくれたのでえんどうは簡単なのか??
実際、品種などによっても育て方にコツがいるのか??
●エンドウとは
※写真はうちのデイサービスで育てていたエンドウの花です。
古代エジプトで栽培されており、日本では明治時代から。
エンドウはビタミンC、ビタミンA、B1、食物繊維が多い野菜。
<エンドウの種類>
①サヤエンドウ:サヤを食べる。
②スナックエンドウ:豆とサヤ両方食べれる。
③エンドウ(グリーンピース):豆だけ食べる。
の3種類。
花の種類には白花種と紅花種の2種類。
「つるあり種」と「つるなし種」があり、つるあり種の方が長い間収穫できるようです。
●エンドウの特徴
エンドウは15~20℃が適温。
低温に強く、幼苗は4~7℃の低温に耐えるころができる。
低温で花芽の分化が進むため、秋に種まきをして春に身が採れるようになります。
酸性土壌に弱いので、苦土石灰で土壌酸度を中和する必要がある。
連作はダメ。3~4年以上はエンドウを栽培していない場所を選んだ方が良い。
過湿に弱く、根腐れを起こし生育が悪くなるため、水はけがよいところで。
●エンドウの育て方
①畑の準備
最低3~4年間エンドウを作ってないところを選ぶ。
種まきの2週間以上前に必ず苦土石灰を全面に散布してよく耕す。
※酸性が嫌いなので中性の土壌にするために散布。
種まきの1週間以上前に堆肥と元肥を入れ耕し、タネまきまでに畝(うね)をつくる。
※水はけの悪いところは畝を高くする。
<ポイント>
種を早くまいてしまうと、開花期も早まってしまい、寒害・凍害を受けやすくなるため注意。
②収穫の栽培管理
追肥の時期は・・・
・種まき1カ月後
・開花前
※春まき・夏まきの場合は、開花後と収穫最盛期。
・収穫終了まで1カ月ごと。
・防寒対策として株元にワラや刈草を敷いたりするとよい。
<ポイント>
追肥量は軽く1握りくらい。エンドウは肥料のやり過ぎに注意。
③病気や害虫に注意
水はけが悪いと立枯病が出ることがある。
収穫期後半のうどんこ病の発生を遅らせることで収穫量アップ。
害虫はアブラムシ(ウイルスを媒介してしまう)やハモグリバエの早期駆除。
<ポイント>
うどんこ病の発生を抑えるため、
①整枝して風通しをよくする。
②高温乾燥時に水を切らさないようにする。
●収穫
◎収穫のタイミング
サヤエンドウ:実のふくらみが外側から見え始めた時。
スナックエンドウ:実が十分にふくらみ、サヤがまだ緑色をしている時。
エンドウ(グリーンピース):実の太りが目立ち、サヤにしわが出始めた時。
<ポイント>
収穫適期は開花後25日ほど、これを過ぎてしまうと実が硬くなってしまう。
参考資料
https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/vegetable/post_16.html