血液
血液って?、ふと鬼滅の刃を見ていて思いました。
学生の時に学んだんですが、もう一度学び直しの意味もこめてまとめてみました。
1.血液とは?
血液と聞くと血液型が出てくる人が多いのではないでしょうか?
血液型も重要だと思うのですが、まずは役割や種類を紹介していきます。
<血液の成分や役割>
血液は、体重の約8%を占めるとの事。
血液の成分は、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)に分かれます。
体内では血漿約55%、血球約45%。
血漿
血漿は、タンパク質(アルブミン、免疫グロブリンなど)、ブドウ糖、脂質などを含む。約90%水分、約10%は固形成分で出きています。
アルブミン:①水分を保持し浸透圧の維持、②周りのものと結合して目的地まで運ぶ運搬作用がある。
免疫グロブリン:免疫グロブリンはいろんな種類があり体を守る働きがある。
赤血球
赤血球は、血球成分のうちで一番多い(約96%)血球である。
成人では血液1μLに
男性:約500万個
女性:約450万個
幼児:約690万個
寿命:骨髄で作られてから脾臓で壊されるまで約120日間。
ヘモグロビンが含まれており、体に酸素を送る働きと二酸化炭素を肺に戻す働きがある。
よく言われる貧血は、ヘモグロビンの減少して起こることが多い。
白血球
白血球は、血液1μL中4,000~9,000個程度。
顆粒球:細菌やウイルスなどの異物が侵入したら捕らえ(貪食作用)、殺菌など生体の防衛機構がある。また、毒素の中和やアレルギー反応にも関係。骨髄で産生。
単球:マクロファージに変化して老廃物や異物などを処理。骨髄で産生。
リンパ球:免疫と抗体の産生に関与。リンパ組織で産生。
血小板(血球)
血小板は、血液1μL中およそ15万~40万個。直径約2~3μmで円盤状をしている。
ケガなど損傷部分に血栓を作り止血する作用がある。
2.血液型
ABO式血液型
ABO式血液型とは、血液型の分類法の一種。ヒトの場合はA、B、O、ABの4型に分類する。型を決定する対立遺伝子はA、B、Oの3種、遺伝子型はAA、BB、AB、AO、BO、OOの6種がある。
Rh血液型
1940(昭和15)年、ラントシュタイナーとその弟子ウィーナーは、人の赤血球にアカゲザル(Rhesus)と共通の血液型抗原があることを発見。この抗原の有無によって分ける血液型をRh血液型とした。
日本人ではRhマイナスは200人に1人、AB型は10人に1人ですから、同じAB型でRhマイナスの人は2000人に1人。
まれな血液型
まれな血液型とは、その出現頻度が概ね1%以下の血液型。
HLA型
赤血球にABO型、白血球はHLA型という血液型がある。
3.【おまけ】血液型占いは嘘!?
A型は几帳面、B型は明るい性格、O型は誰とでも仲良くなれる八方美人、AB型は天才肌。などいろいろと言われていますが…
それは誰が決めたのか!?
統計を取ったのか!?
とりあえず調べて分かったことは、血液型占いをやっているのは日本だけ!!
らしいです。
海外の人が日本のニュースとかで血液型占いを流れているのを見てびっくりするくらいらしいですよ。
参考資料