園芸活動記録
令和元年に行ったプランターでの野菜作りを振り返ります。
計画から実施、まとめまでを勝手に報告します(笑)
1.はじめに
デイサービス・ショートステイの男性利用者が増え、午前中や午後からのレクなど男性利用者が参加しにくい内容(塗り絵や貼り絵など)のことがあります。
これからも男性利用者が増えることも考えられ、また若い利用者(障がいを持った方)も増えることが予想されます(勝手にそう思っております)。そのためにも男女関係なく参加出来る企画・実施したいと思い、今回の経緯に至りました。
2.目的
現在利用されている男性利用者は〇〇町に住んでいる方が多く、畑や田んぼなどをやっている方が多いです
そのため、作業に参加しやすいのではないかと思われます。また、作ったものが目で見えるため、達成感にも繋がるのではないかと思います。
3.情報共有
①上司、デイ・ショートのリーダーに企画資料提出する。
➁会議にて大まかな企画内容を議案提出・伝達する。
③会議で職員間での情報共有および了解を得る。
④園芸担当の方に園芸をするにあたっての相談及び必要物品の書き出しのお願いをする。
4.情報収集・必要物品
➀園芸職員に必要物品を挙げてもらう
<必要物品>
・プランター(縦30㎝、横74㎝、高さ25㎝)6個(+1個 ナス用)
・ネット(1,8m×5m)
・肥料(苑にある物を代用)
・苗(きゅうり4本、ミニトマト4本) (ナス2本)
・種(ササゲ、アサガオは苑にあり)
②購入・設置は園芸職員と利用者で行なっていく予定。
※園芸職員にメンテナンス・アドバイスを頂きながら実施していく。
5.買い出し
①利用者:5名(車いすの方2名、歩行3名)
②職員:2名+学生
③車は2台使用
※雨天でしたが天気予報で雨が続くことが予想されたため、予定していた日付に買い出しに行く。
6.設置と苗植え
①ネットの設置
②プランター及び肥料入れ
→①・②は園芸職員に依頼し、設置。
③苗植え、藁引き
④支え棒の設置
7.調理・食事
<ミニトマト>
そのまま食べる。
<きゅうり>
利用者に薄く切ってもらい、それを塩と味の素で軽くもんだもの調理。
職員に頼み、きゅうりのQちゃん(酢漬け?)にしてもらう。
初回、キュウリを3本使って塩もみを作ったが、量が多くなってしまい1度では食べきることができなかった。
残りはショートの夕飯時に出してもらう。ショートステイ時も食べれる方がほとんど居なかったため、1人の利用者しか食べれなかった。
Qちゃんは、数回に分けて出した事で食べることができたが、各席に皿ごと出した事で刻みやムース食の利用者にも出してしまい、提供の仕方を改善する必要せいがあった。
8.収穫から片付けまで
8月初旬まで随時きゅうりとミニトマトを収穫してきた。
7月~8月ともに高温状況が続いていた為、利用者1名につ きスタッフ1名がつく形を取り、なるべく短時間で行なう。
水やりは主にスタッフで行なった。
※高温のため朝一か夕方にしかできなかったため。
8月中旬からミニトマト
きゅうり共に枯れ始め、8/25に園芸スタッフに撤去してもらう。
9.まとめ
企画から開始するまでの時間が遅くなり、短い期間(6月~8月まで)しか楽しむ事が出来なかった。また、7月から異例の高温状態が続いたことで、利用者と一緒に行ないたかった水やりや収穫があまり出来なかった。
天候を含み、買い物の仕方や調理方法など反省点は多かったが、園芸スタッフの協力を得たり、デイ・ショートともに野菜を見たり、収穫することで回想法や体験に繋がったことはよかった。今年行ったことで道具や周囲の人たちの顔合わせをすることができたので、来年からはもっと早く開始することで長い期間楽しむことができたらと思う。