OTのブログ

約11年間ではありますが作業療法士をしています。新たな挑戦としてブログ始めました!! 医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

【健康】高血圧~よく聞くけど実際どんな病気①~

高血圧

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現在、日本国民の半数以上が高血圧であるとのこと💦

しかし、高血圧自体はそれ自体で生命に重篤な影響を与えるものではありません。

高血圧が問題となるのは、さまざまな合併症を引き起こすため、テレビやネットなどでも多く取り上げられています。

さらに合併症併発するリスクとなり、個々人の生活の質を低下させてしまいます。

 

 

1.高血圧とは?

血圧は単に基準値を超えて高いだけでなく、それが持続すると高血圧性血管病変をおこしてくる症候群とのこと。

 

<正常域血圧>

至適血圧:120mmHg未満/80mmHg未満

正常血圧:120〜129mmHg/80〜84mmHg

正常高値血圧:130〜139mmHg/85〜89mmHg

<高血圧>

Ⅰ度高血圧:140〜159mmHg/90〜99mmHg

Ⅱ度高血圧:160〜179mmHg/100〜109mmHg

Ⅲ度高血圧:180mmHg以上/110mmHg以上

(孤立性)収縮期高血圧:140mmHg以上/90mmHg未満

 

2.高血圧の種類

高血圧には?

本態性高血圧症(一次性高血圧症):原因がよく分からない

脳卒中体質や高血圧の家系など遺伝・素質的因子や生活習慣・環境などが複雑に影響していると言われている。

 

二次性高血圧:原因となる基礎疾患が分かっている

腎臓病や内分泌異常、心臓や血管の病気によって起こるものなどがある。原因となる疾患を取り除くことにより治癒できる。

 

3.症状

脳神経症状 :頭痛、めまい、しびれ、耳鳴り、不眠、いらつき

心症状 :動悸、息切れ、胸部圧迫症状

腎症状 :浮腫、頻尿、夜間尿

その他:肩こり、鼻出血

 

 

4.薬物療法

最初は利尿薬やカルシウム拮抗薬を第一選択されるとのことが多いとのこと。

利尿薬:Na排泄の促進

カルシウム拮抗薬:血管筋を弛緩して血管の抵抗を減少

 

60歳未満ではACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、β遮断薬なども用いられるとのこと。

ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬

血管を広げて、心臓にかかる負担を軽減させる。また血圧を下げる効果がある。

β遮断薬

無理をしている心臓の動きを軽減させる作用がある。

 

高血圧の薬物療法はいったん開始したら長期間継続する必要がある。

<理由>

薬をやめると血圧は元に戻ります。降圧薬による治療は、高血圧を治すためではなく、高血圧が原因で起こる心筋梗塞や脳卒中などを予防するためです。降圧薬を飲み続けることで血圧を安定させ病気の予防をしていくことが目的なのです。

薬の副作用を心配されますが、現在使われている降圧薬は副作用が起こりにくいと言われており、もし副作用出ても薬の変更によって副作用を抑えることが可能とのこと。

必ず薬で服用が出たり、効果があったからと言ってやめずに医師に相談してください。

 

5.一般な治療法

<食事療法>

・食塩制限

・カロリー制限による肥満の改善に努める。

・適量のカルシウム、マグネシウムを摂取する。

・飽和脂肪酸(主に動物性脂肪)とコレステロールの接種を制限する。

アルコール制限

 

<生活習慣の改善>

・心身の過労を避け、適当な休養をとる

・可能な限りストレスを避ける。

・寒冷を避け、便通を整える

・喫煙を極力控える。

 

便秘について⇩

www.ohashi1212.com

 

 <運動>

・有酸素運動を1日30分以上行う習慣を。

※有酸素運動はカロリー消費による減量効果とインスリン感受性改善の効果あり。

 

 

参考文献

1)奈良勲、鎌倉矩子:内科学(第2版).医学書院,2005.

2)矢谷令子:作業療法評価学(第1版).医学書院,2006.

3)奈良勲:標準PT・OT 病理学(第2版) .医学書院,2004.

4)中村隆一:基礎運動学(第6版).医歯薬出版(株),2005