ギャンブル依存症~ギャンブルと言えば・・・~
ギャンブルってやったころありますか?
パチンコ、スロット、競馬、競輪など宝くじもそうですかね?
宝くじは買ったことがありますが、正直当たったことはありませんw
でも好きな人にとってはパチンコの雰囲気や当たった時の高揚感が堪らないんでしょうね。
●ギャンブル依存症とは
◎定義
精神疾患のひとつに分類され、医学的な呼称は「ギャンブル障害」と言われ、2017年までは「病的賭博」(ICD-10)の呼称も使われた。本障害は「持続し反復する問題賭博行動によって臨床的に意味のある機能障害や苦痛が生じている状態」また「貧困になる、家族関係が損なわれる、個人的な生活が崩壊するなどの、不利な社会的結果を招くにもかかわらず、持続的に繰り返され、しばしば増強する賭博行為」を本質的な特徴とする。
引用:ウィキペディアより
●症状
<ギャンブル依存症の症状>
・ギャンブルにのめり込む。
・興奮を求めて掛金が増えていく。
・ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない。
・ギャンブルをしないと落ち着かない。
・負けたお金をギャンブルで取り返そうとする。
・ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする。
<リスク因子>
・若い人
・男性
・ストレスへの対処がうまくない人
・ギャンブルが身近にある
パチンコやスロットの場合・・・
機械そのものに依存させる要因がある。
あと少しで当たるかもしれないという場面で、脳内の高揚感を感じる部位の働きが活発になることでギャンブルを続けたいと思ってしまう。
また、その機械の画像や音響の影響・演出により、もう少しで勝てる・勝っていると錯覚を起こし脳内を活発にする効果があります。
●依存への流れ
最初は、脳内の報酬系の反応により関与してギャンブルを繰り返し、徐々に依存が形成され、やめたいと思いながらも止められなくなってしまいます。
ギャンブル依存症の方の特徴として・・・
・負けが続いても最終的には勝てると確信している。
・負けた時のことはよく覚えていないが、勝った時のことはよく覚えている。
・迷信的な行動で運をコントロールできると信じる。 など
このようにギャンブルに対する考え方が偏っている場合が多いです。
そのため、ギャンブル依存症の治療として・・・
・ギャンブルへの考え方の偏りを見直す。
・金銭管理を中心に日常生活を見直す。
など、ギャンブルへの気持ちを低減、効果的な対処法を探る身につけるために認知行動療法と呼ばれる治療を行うことが多いです。
●アルコール依存症のための薬物療法
アルコール依存症の治療は、上記に述べたもの以外に、薬物療法もあります。薬物療法の目的として飲酒防止があります。
①抗酒剤
この薬を服用後に飲酒すると、吐き気や顔面紅潮、頭痛等の反応が起こります。ただ、飲酒欲求を抑えるものではありません。
心臓や肝臓等に疾患がある方や妊婦は禁忌。アルコールの入った食品、栄養ドリンク剤などでも反応が出てしまうことがあるため注意が必要です。
②飲酒欲求軽減薬
脳に働き飲酒欲求を抑える作用がある薬です。①の薬と違い、服用後に飲酒しても嘔吐や頭痛などの症状はありません。肝障害のある方にも使いやすく、抗酒剤と併用も可能。
副作用として、下痢、腹部の張り、悪心、胃腸障害などがあり、腎障害のある方や高齢者には慎重に対処が必要な薬となっています。
参考資料
https://www.ncasa-japan.jp/understand/gambling/about