【健康】頭痛の原因になりえるもの
頭痛が起こる原因は様々。
でも、根本的な原因を見つけ出す言ことは難しく、今でも頭痛の研究はされているようです。
今回は、どんなときに頭痛が発生するかを調べみました。
●頭痛の原因と言われているもの
まず調べてできた原因として・・・
①脳の視床下部という場所が刺激される。
②三叉神経(顔の神経)に炎症が起きる。
③血管が急激に拡張され、脈打つような痛みが生じる。
という1つの説があるようだが、まだはっきりとした原因は解明されていないようです。
視床下部の働きとして・・・
自律神経、睡眠、食欲、女性ホルモンの分泌などの働きがある。
<一次性頭痛と二次性頭痛>
◎一次性頭痛
緊張型頭痛
ストレスや姿勢の変化、頭頚部の筋肉の過緊張などで、筋肉が放出する発痛物質によって頭痛が生じる?
片頭痛
三叉神経周辺の血管が拡張し、神経を刺激することで発症?
群発頭痛
アルコールや硝酸剤などの血管拡張薬によって頭部の血管が拡張することが原因?
※どの頭痛も明確な発症メカニズムは解明されていない。
◎二次性頭痛
二次性には、脳血管障害(頭部外傷や脳卒中など)、感染症、薬物の副作用や離脱症状、目や耳・鼻・副鼻腔・口腔の病変、精神疾患など多くの原因があると言われている。
●誰でも起こるかもしれない頭痛
①日常生活の中で起こるかもしれないもの
寝不足、寝すぎ、空腹、疲労、ストレス、ストレスからの解放、大きな音、強い光、強いにおい、人混み、気圧・温度・湿度の変化、飲酒や喫煙など
②女性の場合は?
出産、更年期、月経・排卵などの女性特有の変化や、女性ホルモンの変動などが片頭痛を誘発。
③環境の変化
電車などの窓越しの風景や、車やバスなどのエンジンの振動も脳の刺激となる。
ポリフェノールなどが含まれるオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂り過ぎも頭痛の原因になりえるようです。※ポリフェノールの効果:血管を拡張・収縮させる。
●症状(場所、頻度、時間など)
痛む場所:片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、痛むことが多い。
痛む頻度:人により違いますが、月に1~2度、週に1~2度といった周期的に起こることが多い。
痛む時間:1~2時間でピーク。数時間程度で収まる場合や、3日ほど痛みが続くこともある。
その他の症状:吐き気、嘔吐、下痢など
※頭痛により他の症状も引き出してしまうため、日常生活に影響が出やすい。
●治療・予防
<薬物療法>
トリプタン:三叉神経周辺の炎症を抑え、片頭痛発作を抑える。
NSAIDs:非ステロイド性消炎鎮痛薬と言われ、一般的な痛み止めとして使用される。
<予防>
過労やストレス:ストレスを溜めない。
食生活:ビタミンB2やマグネシウムを摂ると良いとされる。
その他:痛む部分を冷やし、静かな部屋で休む。
参考資料
https://medicalnote.jp/diseases/