OTのブログ

約11年間ではありますが作業療法士をしています。新たな挑戦としてブログ始めました!! 医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

【健康】熱中症②~対策・予防編~

【健康】熱中症②~対策・予防編~

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熱中症①はこちら⇩

www.ohashi1212.com

 

 

 

 

●熱中症になったら?

夏は室内外問わず、熱中症への注意が必要。

熱中症の症状がみられたら・・・
①まずは涼しい場所で安静に。
②水分・塩分補給。
③病院に行く。
※場合によってはすぐに救急車を呼ぶ。
※熱中症は命に関わります。激しい頭痛や高熱などの症状がある場合は病院へ。

◎自分自身でできること
涼しい場所で衣服をゆるめる
水分補給
栄養補給(ビタミンB群の摂取)

◎医療機関を受診した方が良い場合
重い場合は速やかに受診‼
激しい頭痛・吐き気
40度近い高熱
自力で水分がとれない
異常行動や意識障害がある
けいれんを起こしている
などの場合は、一刻も早く救急車を呼ぶ‼。

 

●セルフケアできる場合

自力で水分補給できる。
意識がはっきりしている。
涼しいところでしばらく安静にして改善される。
上記の状態であれば、様子をみて症状が悪化するようならすぐに救急車を。

<重症度別の対応方法分類>
I度
めまい・失神(立ちくらみ)
筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)
大量の発汗
すぐに涼しい場所に移してからだを冷やし水分・塩分を与える

II度
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
自分で水分・塩分をとれない場合は、すぐに病院に搬送する

III度
意識障害・けいれん・手足の運動障害
高体温
すぐに病院に搬送する‼

 

●熱中症の対処方法

※涼しい場所で衣服をゆるめ、水分補給。
立ちくらみ、めまい、筋肉のけいれん、倦怠感、脱力感など熱中症を疑う症状がみられたら・・・
風通しのよい日陰やエアコンのきいた室内に移動する。
②すぐに冷たい水や塩水、スポーツドリンクなどを飲む
③横になって体を休める

具体的には・・・
・衣類の襟元をゆるめたり脱がす。
・うちわや扇風機で風をあてる。
・氷や氷嚢で体を冷やす。
※冷やす場合は、首筋や脇の下、足の付け根、足首などが効果的。

栄養補給のためにビタミンB群の摂取もおすすめ

体力回復のために栄養補給も大切。
ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群はエネルギーを産み出す代謝の助けます。
特にビタミンB1は、エネルギー源となる炭水化物の分解・吸収に欠かせないため、食事や栄養ドリンクなどで補給を。


●予防するには?

温度の指標となる【暑さ指数(WBGT)】
アメリカで提唱された指標で、気温・湿度・輻射熱という3つの要素から算出。
日本生気象学会による【熱中症予防指針】
WBGTによる参考温度を基準に、危険度の目安と日常生活をおくるときの注意点などを提示。

 

<熱中症予防のためのガイドライン>

暑さ指数(WBGT)・熱中症予防指針

危険(31℃以上)
すべての生活活動で起こる危険性
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

厳重警戒(28~31℃以上)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒(25~28℃以上)
中度以上の生活活動で起こる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息をとり入れる。

注意(25℃未満)
強い生活活動で起こる危険性
一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

 

●具体的な注意点

急に暑くなった日は要注意
体がまだ暑さに慣れていない時期は、うまく体が適応できずに熱中症の原因に。
涼しい日が続いた後に急に暑くなった時
梅雨の晴れ間など急に暑くなった日 などは注意。

生活の中で起こる熱中症が多い
家庭内で日常生活の中で起こる熱中症も多くありニュースにもよう取り上げられます。特に高齢者や乳幼児は、エアコンのない室内や風通しの悪い場所は危険
動きがなく静かにしているときは、声をかけるなどして確認を。
部屋の温度に注意し、風通しや服装を確認。

暑さを上手に避けて生活する工夫
特に高齢者の方はエアコンを嫌う傾向があります。一緒に住んでいる家族は部屋の温度を確認した上で、エアコンを使用しましょう。
ただ冷やしすぎに注意涼しい部屋から暑い屋外などに出たときに、急激な気温差に体が適応できず、めまいや気分の悪さなどが起こる可能性があるため注意。

上手くエアコンを利用する

室温が28℃を超えないように設定(24℃以下にならない)
扇風機などを利用して風を動かす。
カーテンやすだれなどで直射日光を遮る。
料理中は扇風機や換気扇を回す。

喉が渇かなくても水分補給
高齢になると脱水症状が進んでいても体に変化が出にくいです。外出や運動、入浴、睡眠などの前に水分を取りましょう。
利尿作用のある飲み物に注意
カフェインを含むお茶やコーヒー、お酒(アルコール)には利尿作用があり、尿の回数が多くなり脱水症状を進めてしまう危険も。飲み過ぎないよう注意です。

涼しく過ごせるよう服装も見直して
吸湿性、通気性のよい素材の衣類を選ぶ。
首回りが閉めるけられるネクタイなどは熱が籠りやすいため、なるべくネクタイを外し、襟元をゆるめて風通しをよくする。
服を着ないのは逆効果
衣類は汗を吸って蒸発させるのを助ける、直射日光の熱や紫外線から肌を守る役割があるため、むやみに服を脱ぐのはやめましょう。


参考資料

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/31_nettyusyo/index3.html