介護分野で働いていると話のネタに困ることがあります。私は(笑)
で、困ったときは干支の話をします。
「〇〇さんは干支は何??」って
認知症が重度の方でも比較的答えてくれるのが干支。
自分の周りはですが(笑)
干支は必ず皆さん持っているもの。
誕生日とか血液型と一緒ですね。
それも物知りな人は、女のトラは…。へびはお金が…。な
どいろいろ教えてくださる人もいます。
今回は自分の勉強(利用者さんとの話ネタ)のために少し干
支のことを調べてみました。
1.干支とは?
「干支(えと)」とは、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせ出そうです。知っているのは十二支のほうですよね。
十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種からなり、十干と組み合わせて、60種からなる「干支(えと)」として暦や時刻、方角を表すときに用いられる。
十二支はもともと中国で暦などを表すために使われていたもので、十二支に動物を当てはめた結果、それぞれの字には意味がこめられています。
2.干支の順番の由来
干支の順番の由来には2つあるそうです。
ここでは一番有名なものを紹介します。もう1つはよく分かりませんでした(笑)
<物語の大まかな流れ>
①神様が動物の中から12匹をその年のリーダーにすると言いだした。
②リーダーはレースで決めることになった。
③ねずみはうしの頭に乗り、ゴール目前で飛び降りて1位を獲得した。
という説が残っています。
だから干支のはじめにねずみから始まるそうです。こうして12年という周期に動物が割り当てられたという説も残っています。
※ちなみにねずみの天敵である猫がいないのは、ねずみがレースの日を伝えなかったからだそうです。可哀そうに猫好きなのに…。
3.十二支の動物の意味
①子・ねずみ
子(ね)・ネズミは繁殖力が高く何十匹~何百匹も繁殖します。そのため、子宝の象徴となることも多い動物でネズミ=子孫繁栄の意味があります。
②丑・うし
丑(うし=牛)は昔は生活の中で必要な存在。重い荷物を運んだり畑を耕したりと生の中に欠かせない動物。牛は力強さの象徴であり、粘り強さや誠実さを表すとされています。
③寅・トラ
寅・トラは勇猛果敢な動物で、決断力や才覚といった意味があります。
④卯・うさぎ
卯・はウサギはおとなしく、穏やかなイメージ。このことから安全の象徴としての意味があります。さらにその跳躍力から飛躍、向上という意味もあるそうです。
⑤辰・たつ
辰は龍・ドラゴンのことを指します。十二支の中では唯一空想上の生き物ですが、東洋では龍は生活に密接しているそうです。中国では古代から龍は権力の象徴とされており、ここから辰は権力の意味合いを持っています。
⑥巳・へび
巳・ヘビは脱皮を繰り返して成長するため、永遠や生命、また再生の象徴・意味があるそうです。
⑦午・うま
午・うまも丑と同様に生活に欠かせない動物。うまは健康や豊作を意味します。
⑧未・ひつじ
未・ひつじは動物の中でも群れで生活することを好む動物。十二支の中は家族安泰の象徴とされるそう。
⑨申・さる
申・さるは知能が高く、神の使いであると信じれているそう。そのため、さるは賢者を象徴する動物となっています
⑩酉・とり
酉.とりは、特にニワトリのことを指しているそうです。酉の字をあてた「酉の市」という商売繁盛のためのお祭りが各地であるように、商売繁盛の象徴として扱われます。
⑪戌・いぬ
戌・いぬは、いぬも丑や午と並んで、古くから生活をともにしてきた動物です。いぬは特に主人に忠実に従うことから、忠義の象徴という意味があります。
⑫亥・いのしし
亥・イノシシの肉は昔から万病に効くと考えられており無病息災を象徴。また、猪突猛進という言葉があるとおり、一途で情熱的なイメージもあわせもっています。
※日本では亥=いのしし、中国ではイノシシではなくブタを指しているそう。
4.まとめ
ここにある干支の話は一部です(笑)まだまだ沢山あります。特に十干の話もあるそうですが難しかったです。
もし興味があれば調べてみてください。
干支だけじゃなくて鉄板ネタはまだありますのでまた記事にしたいと思います。
これからも利用者さんにウケるネタを探し回ります(笑)。