【栄養】ご飯~ご飯・お米大好き~
お米大好き。米と焼肉のセットなんて最高‼
日本人に生まれてよかった~、大袈裟ですがw
でもそんなお米はとても健康にいいようです。
調べてみました。
●お米の栄養
収穫した稲穂には、たくさんの”籾”がついています。
もみの外側には”籾殻”という堅い殻が。
そのもみを乾燥させて籾摺りを行い、籾殻を取ったものが”玄米”。
玄米から糠と胚芽を取り除いて精白すると”白米”になります。
<収穫した稲穂からとれるもの>
1本の稲穂から、約70粒程度の籾が採れる。
玄米:籾殻を取って、糠や胚芽が残った状態。
白米:玄米から、糠と胚芽を除いたお米。
<お米の主な成分と働き>
白米や玄米には、たくさんの栄養素が沢山詰まっています。たんぱく質をはじめ、エネルギーのもとになる炭水化物、ビタミンなど多くの栄養が含まれています。
①たんぱく質
体を作り、体内でさまざまな働きをするよ。牛乳、コップ約1/2杯分相当。
②脂質
体のエネルギーになり、細胞を作る。6枚切り食パンの1枚のうち1/6(11g)に相当。
③炭水化物(糖質)
体と脳を活発させるエネルギー。じゃがいも3個分(316g)に相当。
④亜鉛
皮膚や骨格の成長・維持に必要なミネラル。ブロッコリー1/2個分(130g)に相当。
⑤鉄分
体のすみずみに酸素を運ぶ働きがある。ほうれん草の葉1~2枚分(7.5g)に相当。
⑥カルシウム
歯や骨をつくったり、イライラした気分を抑える。さんま(生)約1/6尾(17g)に相当。
⑦ビタミンB1
疲れた体を元気にする働きがある。キャベツの葉1~2枚分(75g)に相当。
⑧食物繊維
お腹の調子をよくして、さまざまな病気を予防。セロリ1/3本分(30g)に相当。
●お米は健康によい
①ダイエットに良い!?
お米のタンパク質には血中コレステロールや中性脂肪の値を減らす働きがあると言われています。
米にはα-グロブリンという代謝を促進する働きがあるタンパク質が含まれており、血中コレステロールや中性脂肪の値を減らす働きが期待できます。大豆にも同様の成分が含まれており、最近、米にも含まれていることが分かりました。
ご飯・納豆・味噌汁の朝食定番の組み合わせが健康に良く何気なく日本人は健康に良い食事を摂っていたのです。
②糖尿病の予防・改善に役立つ
糖尿病の原因の1つとして、GLP-1というホルモンの分泌量が減少することが言われています。
米のタンパク質には、このホルモンの分泌を増やす働きがあるようで、血糖値の上昇を抑制する働きもあるとの事。適量の米を食べることは糖尿病の予防や改善に役立つようです。でも食べ過ぎは逆効果ですからね。
③腎臓に良い!?
透析治療の際に、タンパク質を取るように指導されます。しかし、リンやカリウムは透析患者にとって、動脈硬化や骨代謝の悪化などを引き起こす危険性があるため、肉・魚の摂取を制限しなければならないようです。
お米の場合は、タンパク質を適度に含み、リンやカリウムは少ないため、栄養補給源としては良い食事だと言われているようです。
参考資料
https://www.ja-fc.or.jp/kids/great/nutrition.html
https://apron-web.jp/naruhodo/4340/