バナナ
●バナナの栄養素
日本人がよく食べる果物1位。
※2005年~2019年まで15年連続。
食物繊維、ビタミン、糖質などが多く含まれているのにも関わらず、カロリーが低いバナナ。
熱中症予防、貧血予防、便秘予防などに効果あり。
糖の吸収速度が緩やかに上がっていく。
脂肪の吸収を防ぐ。
ダイエット効果もあるなどなど
いろいろと効果があると言われています。
●エネルギー
バナナ1本のエネルギーは約86kcal。
ご飯だとお茶碗半分くらい、食パンは半分くらいのカロリーしかないそうです。
また、日常生活でさまざまな栄養がバランスよく含まれているため、栄養を接収するのにもよい果物です。
●食物繊維
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
バナナにはこの両方の食物繊維が含まれているとの事。
<水溶性食物繊維の働き>
・腸で水分を吸収し、排泄を促す
・コレステロールの吸収を抑制
<不溶性食物繊維の働き>
・咀嚼回数を増やし、満腹感を与える
・腸の内容物を吸着し、排泄を促す
●ビタミン
ビタミンB1
糖質からのエネルギー産生、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。
また糖質を栄養源としている脳神経系を正常に働かせるためにもはたらきます。
水溶性ビタミンであるため、調理の仕方によっては失われやすいビタミンですが、バナナなら調理も要らず、生で食べられるので栄養素が失われる心配もありません。
ビタミンB2
脂質の代謝をサポートする水溶性ビタミン。
主に皮膚や粘膜の健康維持のために働いてくれます。
糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変換するなどの代謝に関わる重要な働きをしています。
発育に必要なビタミンで、体の成長や髪や皮膚、爪などの形成にも深く関与しています。熱には強いと言われていますが、水に溶ける性質があります。
ビタミンB3(ナイアシン)
三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)をエネルギーに変える代謝を助ける働きがあります。
アルコールの分解に対する働きや、分解後に生じるアセトアルデヒトという二日酔いを起こす成分の分解を助ける働きもあります。
循環系、消化器系、神経系の働きを助ける働きもあるようです。
ビタミンB6
食品中のたんぱく質からエネルギー産生、筋肉や血液などが作られる時に働いています。
髪や皮膚、歯などの維持増進に働く、神経の働きを正常に保つなどの働きもあります。
●糖質
バナナに含まれる糖質はブドウ糖、果糖、ショ糖などの種類があります。
さまざまな種類の糖によって体内でエネルギーに変わる速さが違うため、バナナは即効性と持続性を合わせ持つ優れた糖質の供給源になります。
食物繊維にも糖質の消化速度を緩やかにする働きがあるため、バナナは腹持ちが良く、血糖値の急激な上昇も防ぐことができます。
●カリウム
バナナはカリウムを豊富に含んでいます。
カリウムはナトリウムを排泄する役割があるため、高血圧やむくみの解消などに効果があります。
●アミノ酸
アミノ酸の1つであるトリプトファンが多く含まれています。
トリプトファンはセロトニンという神経伝達物質を生成するのに必要なもの。
他の果物にはほとんど含まれていないのが特徴。
<おまけ>
バナナジュースが大人気!?
横浜市内で新たな流行りになっている??
調理法などにこだわりつつも、1杯300円台で楽しめる専門店が続々と出店されているとの事。
タピオカミルクティーの次はバナナジュース!?!?!?
参考資料
https://www.sumifru.co.jp/trivia/nutrient/
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6350084
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