白髪
年を取れば、白髪が多くなります。
綺麗に白く染まっている方もいれば、まばらに染まっている人も。
●髪の毛は何色?
白髪や黒髪、ブロンドなど、髪色の違いは髪の中の“メラニン色素”が影響しています。
髪色はメラニン色素の量によって決まるようです。
なので白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていないと言うことになります。
●髪の毛のしくみ
毛根で髪が作られた直後はメラニン色素は含まれていないため、生まれたての髪はすべて白髪だそう。
①毛髪は細胞分裂できる
②毛根の毛乳頭が毛細血管から養分を取り込み、毛母細胞へと供給。
③毛母細胞は絶えず分裂を繰り返し毛髪を作る。
④頭皮内でメラニン色素を取り込む。
⑤黒髪として頭皮から押し出されるように現れる。
メラニン色素は毛母細胞の周りには色素細胞と呼ばれる色素生成細胞があり、ここで作られます。
ます。
●白髪の原因
白髪の原因は、色素細胞の機能低下、消失
色素細胞がメラニン色素を作るには、チロシナーゼという酵素の必要。
チロシナーゼが加齢などの原因によって減少すると、色素細胞の機能低下・消失することで、色が着かないままの髪が頭皮から生えてきます。
<白髪が増える原因>
白髪が増えるのは加齢や遺伝、ストレスや食生活の乱れなどと言われています。
白髪を抜くと増えると言われていますが、抜いても増えることはないようです。白髪に気づきはじめる時期と白髪が増える時期と重なるため、そう感じてしまうようです。
●白髪の3大原因
①加齢
原因というより自然な老化現象です。個人差があるため黒が残る人もいればきれいな白髪になることも。
②遺伝的要因
遺伝的な要因が強いと言われている白髪。
自分の両親や祖父祖母が白髪だったかどうだったか確認してみてはどうでしょうか?
③精神的ストレス・その他
過度のストレスや、栄養不良、薬の副作用などで白髪が生じることも。
●髪に必要な栄養素
<黒髪を作るための栄養素>
①カルシウム
メラニン色素を作るメラノサイトを活発にする働きがある。
【食材】小魚、海藻類、乳製品、大豆、ゴマ、大根やカブの葉、小松菜など
②銅
チロシナーゼ(酵素)は銅イオンと結びつくことで効果を発揮。
【食材】干しエビ、レバー、牡蠣、イカ、ナッツ類、大豆など
<丈夫な髪を作るため栄養素>
①タンパク質
髪の主成分はアミノ酸で構成されるタンパク質です。なのでしっかり摂取しましょう。
【食材】肉類、魚介類、乳製品、卵、大豆類など
②亜鉛
多数の酵素が体内に摂取するために関与。その酵素には亜鉛が含まれます。
亜鉛はクエン酸やビタミンCなどと一緒に摂取すると体内に吸収されやすくなる。
【食材】レバー、肉類 (赤身)、牡蠣、海藻類、ナッツ類、大豆、ごま、ほうれん草など
③ビタミン
タンパク質代謝には、ビタミンB群が関与。またビタミンEは血行を促進し、髪に栄養分を届けます。
【ビタミンBを多く含む食材】レバー、豚肉、マグロ、大豆、ナッツ類、キノコ類 など
【ビタミンEを多く含む食材】魚介類、肉類(赤身)、米類、穀類、ナッツ類、緑黄色野菜、大豆など
●白髪を減らす方法はあるのか??
上記でも説明した原因の中に“ストレス”がありました。
ストレスの詳細まとめ⇩
ストレス減らすことで、少しでも白髪が生えてこないようにするしかありません。
ストレスのまとめにストレス解消の方法を少し載せてあります。
一般的に言われていることですが、一番良いのは自分で好きなことやリラックスできることを見つけることです。それがなかなか難しいですがね💦
前回までの記事⇩