オキシトシン
1.オキシトシンとは??
オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれているホルモンです!!
「飼い主とイヌが触れ合うことで互いにオキシトシンが分泌される」という大学の研究
チームによる論文が掲載され「オキシトシン」という言葉が広まったそうです。
人と人との肉体的な接触や簡単なボディタッチでも分泌される。
現代は人との触れ合いの機会がどんどん減少し現代人は明らかに「オキシトシン不足」
になりやすい状況です。
2.オキシトシンの効果
・幸せな気分になる
・ストレスが緩和
・不安や恐怖心が減少
・他者への信頼の気持ちが増す
・社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
・学習意欲と記憶力向上
・心臓の機能向上
・感染症予防
3.どうやって出すのか!?
1.配偶者や恋人がいる場合
【分泌させる方法】
・スキンシップ、マッサージ
・見つめ合う
・抱擁、ハグ
・キス、愛撫、性交渉
親密な関係になれる人が入れば、ふたりで「ラブラブ」な時間を過ごすだけでオキシトシンが出る状態になります。
2.配偶者や恋人がいない場合
【分泌させる方法】
・スキンシップ(同性でも)
・家族団らん
・友達と食事をする、友達とカラオケにいく
・おしゃべり
・プレゼントを贈る
友達と一緒に遊んで楽しむことだけでもオキシトシンは分泌されます。
また家族や友達にプレゼントを贈ったり料理を作ることも良いとされています。
3.家族も友達もいない場合
【分泌させる方法】
・感動する、感情に表す
・親切を心がける
・思いやりの気持ちを呼び覚ます
・ペットとのスキンシップ(特にイヌ)
・マンガでもアニメなどを観る
「ステキ!」「カワイイ!」「感動した!」などという感情を抑えることなく感情を出していく良いみたいです。
日常生活でもオキシトシン分泌に繋がる「きっかけ」があります。「ありがとうござい
ます」「ごちそうさまです」というような言葉を使うように心がけるだけでも、オキシ
トシンの分泌に繋がるようです。
オキシトシン…
自分たちが医療福祉の現場で働けるのはこの物質が出ているからこそなのかもしれません。現場では辛いことも多いです。精神的に凹むことも多いです。しかし、その中で患者さんや利用者さんから「ありがとう」の一言を貰うと、また頑張ろうと思えるのは幸せホルモンのおかげなんでしょうね。