OT【作業療法】のブログ~医療・介護福祉・リハビリ~

2008年から作業療法士をしています。医療福祉の情報や病気、怪我、体験談なども書いていきたいと思います!! よろしくお願いします。

【介護】認知とは?~よく聞くけど結局何なん!?~

【介護】認知とは?

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認知症の”認知”とは何を示すのか?

この言葉だけ聞くと、個人的には周りの状況を理解できているか?みたいなイメージがあります。

でもそんな単純なものではない。

 

Wikipediaで調べると・・・

【心理学・言語学・脳科学・認知科学・情報科学などにおける認知とは、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のことをいう。意識と同義に用いられることもある。】

と書いてあります。

 

自分が注目したのは認知行動アセスメント(CBA)です。

この評価は、高次脳機能障害を評価するための行動評価で、高次脳の知識が無くても評価できるようになっているアセスメントシートになっています。

アセスメントシートは⇩のリンクから

http://file:///C:/Users/Owner/Desktop/%E6%96%87%E7%8C%AE2016%EF%BD%9E/cba.pdf

 

この評価の中では6項目の検査項目があります。

その6項目が①意識 ②感情 ③注意 ④記憶 ⑤判断 ⑥病識です。

 

①意識

日常生活の中で、覚醒しているのか?それとも刺激に対して反応が薄かったりできなかったり、それを細かく5段階に分けられるようになっています。

覚醒:目がさめている、眠そうだったり、ぼーっとしていない。

易疲労性:考えることに疲れることなくエネルギーを持続できる。

 

②感情

生活場面で必要な意欲や感情、その制御が保たれているかどうか。

意欲・自発性:自分から行動したり話したりできる。

感情表出:年齢相応の喜怒哀楽が保たれている。

制御:年齢相応に感情をおさえることができる。

 

③注意

注意の選択:多くの刺激から一つの刺激に反応する。

注意の持続:テスト中の注意の集中など。

注意の転換:二つ以上の刺激の中でいくつかの要素に注意を向ける能力。

注意の分配:同時に複数の作業に注意を分配する能力。

 

④記憶

感覚記憶

一瞬だけの記憶。例えば、次々とすれ違う人の顔や服装など、一瞬目に入りますが、記憶に残ることは少ない。

短期記憶

短期記憶は、数秒から数十秒の短い記憶。数字でいえば、普通7つ前後しか覚えられないことも。

ワーキングメモリ(作業記憶)

短期記憶を発展させた作動記憶というものがあります。ワーキングメモリは短期的な情報の保存だけでなく、認知的な情報処理も含めた概念と言われています。

長期記憶

エピソード記憶、意味記憶、手続き記憶などの記憶があり、年の単位で長期間憶えている記憶です。

 

⑤判断

生活場面で適切な判断ができるかどうか。

長期的な判断ができるのか。自分で主張することができないか。

自制的判断:目先の利益に惑わされず長期的な状況を考慮して判断できる。

 

⑥病識

障害理解:自分に生じた病気、障害、能力を理解し、できることできないことがわかっている。

適応:自分の残存応力を理解し、環境に適応できる。

 

ここで自分が言いたいのは、認知とは何かと言われた時に、この6項目を思い浮かべることができたらよいのではと思います。

あくまでも個人的な意見ですが、この項目を押さえておけば認知症を評価するときの指標にすることができます。また、認知症って何?となった時に、周辺症状とか中核症状とかあるかと思いますが、その人を”みる”と言う上では、この項目の方が分かりやすいと思いました。

認知症をアセスメントしようとすると、様々な評価様式があるかと思いますがそれを行おうと思うと、現場の状況によって“そんな時間はない”と思われる介護職員もいらっしゃると思います。

なので、この6項目だけでも頭の中に入れておいて、この利用者さんはどうかなと、その項目に当てはめて考えるだけでも1歩くらいその方を知る近道になるのではないでしょうか。

 

久しぶりにまとまりのない記事になってしまいました・・・

ごめんなさい🙇

 

【健康】高齢者の肥満~肥満は万病のもと~

【健康】高齢者の肥満

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●高齢者肥満の現状

日本には日本肥満学会という学会があるようで、この学会“肥満は疾病ではないと言われているが、肥満によって健康障害がある場合などを肥満症”と定義しているようです。

 

実際に、高齢者の肥満の割合(BMI値25以上)は多くなっているようで、

厚生労働省が発表する『国民健康・栄養調査』では・・・

【男性】

約30年前と現在で60歳代男性の肥満率は19%から約33%の増加、70歳代以上の男性では15%から約30%と増加傾向であり、肥満は倍増している現状があります。

【女性】

女性は、60歳代では約30%から約24%まで減少、70歳代以上では約25%から約24%とあまり変化がないようです。

※数値から60歳以上の男女ともに3~4人に1人が肥満という結果となります。

 

●体脂肪とは!?

体脂肪には2種類:“皮下脂肪”と“内臓脂肪”

皮下脂肪

お腹周りに付く。

女性に多い。

下半身太りの原因。

内臓脂肪

男性に多く付きやすい。

ポッコリお腹⇒内臓脂肪が多い証拠。

生活習慣病などの病気に繋がる可能性が高いため。

 

●体の変化は?

一般的にはBMIを肥満の指標にすることが多いです。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

目標体重=目標BMI×身長(m)×身長(m)

 

日本では最も病気になりにくい数値:22

18.5以下だと痩せすぎ。病気になるリスクが高くなる。

 

このBMIが5上昇すると・・・

心血管系疾患、呼吸器疾患、がんの死亡リスクがそれぞれ上昇。

 

WHOは基準として、

BMI25以上「過体重」、30以上「肥満」

日本人はBMIが25を超えると、内臓脂肪が増えていく傾向があるとし、日本肥満学会は肥満を「BMI 25以上」としています

厚生労働省の調査によると、特に40歳以上、この20年間で増加傾向。

20~60歳代の男性は約30%、女性は約20%が肥満だと言われています。

肥満=生活習慣病と言われても仕方ない状態。最終的に、脳卒中や心筋梗塞などで命を落とす危険性が上がります。

 

●体脂肪を減らすためには?

運動

体脂肪を減らすためには・・・

有酸素運動と無酸素運動を合わせた運動が効率的。

<効果的に落とす3つのポイント>

①最初は少し強い負荷、負荷は少しずつ上げる。

※急な強い負荷をかけるのは体に悪影響なだなのでやめてください。

②継続が必要。

③自分の体力に合った運動、目的に合った運動をすること。

※運動はすぐに始められるウォーキングが最適な運動と言われています。

 

食事

体脂肪の材料となる糖質と脂質を必要以上に摂らないこと!!

ゆっくり食べることで・・・

満腹中枢が刺激されて食べ過ぎの予防!!

体脂肪率を落とすには男性1800kcal程度、女性1500kcal程度の摂取量が目安と。

<食事のポイント>

①コレステロールの吸収軽減・排出をしてくれる「食物繊維」

②代謝を促して脂質を分解してくれる「ビタミンB群」

 

●肥満と病気との関係

サルコペニア

加齢により生じる骨格筋量や骨格筋力低下が起こるサルコペニアは、肥満が合併した“サルコペニア肥満”が増えてしまうのも高齢者の肥満の特徴です。

このサルコペニア肥満は、ただの肥満と比べると転倒や死亡のリスクが高く、さらにADL低下なども起きやすいと言われています。

年齢とともに肥満は増加

【原因は運動不足】

歳を取ると運動する機会が減り、筋力低下が起き、体脂肪の増える割合が多くなってしまうことで肥満になりやすくなります。また、加齢に伴い筋や骨量が減るため、基礎代謝が悪くなり、運動不足が重なることで、肥満になりやすいのです。

認知症

高齢者の肥満症には認知症を引き起こすリスクがあると言われています。

ある研究結果で、65歳から74歳までの前期高齢者の肥満は認知症の発症リスクを増加。しかし、後期高齢者ではBMIが低いと認知症のリスクが高まるという結果もあるようです。

この年代では、生活習慣病+認知症のリスクも高まるため、肥満が原因で様々な病気に繋がってしまうのです。

 

●肥満改善のためにできる事

上記でも述べましたが肥満改善にできる事、基本は“食事療法”“運動療法”になります。

上記にも述べた通り、加齢により運動不足が深刻化し、食事は好きなものばかりになったり、間食が増えるなど、食生活の変化が肥満に繋がります。

食事:炭水化物や脂質を抑えるなどの食生活の見直し

運動:ウォーキングなどの身体状況に応じた運動

※食事・運動改善により、ADL能力の低下、整形疾患などによる疼痛などの改善にも繋がります。

 

 

参考資料

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no615/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/45/4/45_4_414/_pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/24/2/24_2_179/_pdf

 

【健康】唾液の働き~唾液のおかげで体は守られている~

【健康】唾液の働き~唾液のおかげで体は守られている~

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●唾液とは

唾液は、口に入れたものを飲み込みやすく・食べやすくするために必要です。

食物を飲み込むために口を動かし噛んで細かくします。その噛む動作により、“耳下、顎下、舌下”にある唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。

この唾液は、水分量の低下や高齢化、薬の副作用などで唾液量が減ることもあります。また、パンやカステラなどは口腔内の唾液が吸い取られてしまうため、上手く飲み込めなくなったりします。

それは、唾液が少ないと食べ物がまとまりにくくなり、飲み込みやすい状態にできなくなるため、まとまっていないパサパサしたものは、最悪の場合は気管に入ってしまう危険あります。

 

●唾液の働き

唾液は、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、外から入ってくる細菌やウイルスなどから体を守ったり、免疫機能という重要な働きがあります。

<唾液の働き>

消化を助ける

唾液に含まれるアミラーゼが、食べ物に含まれるデンプンを分解させ、消化されやすい状態にさせることができる。

口の清潔を保つ

口の中の残った食物や外からの入ってきたものを洗い流すことで、口の中を綺麗にして虫歯や口臭を防ぐ

味を感じやすくする

舌にある味蕾という細胞に、唾液が味の物質を運ぶことで、食べ物の味を感じやすくすることができる。

食べ物を飲み込みやすくする

食べ物が唾液と混ざることで、食べ物がまとまって飲み込みやすくなる。

口腔内の健康を保つ

唾液が口腔内の粘膜全体の保湿・保護する。

唾液にはカルシウムやリンなどが含まれてるため、歯の再石灰化を促し虫歯する効果もある。

全身の健康を保つ

口から入ってくる細菌・ウイルスの増殖を防ぐ“抗菌作用”を持っている。

 

●唾液が減るとどうなるか!?

唾液の分泌量が減ることで、起こるのが“ドライマウス”です。ドライマウスになると、口腔内の保湿・保護ができなくなるため、口内炎や口角炎になりやすい、食べ物が飲み込みにくい、口臭の原因などこれ以外にも沢山の症状が出てきます。

<唾液の分泌量が減る原因>

①病気によるもの(パーキンソン病、シェーグレン症候群、エイズ、糖尿病など)

②生活習慣や環境(ストレス、口呼吸、不十分な口腔ケア、乾燥した室内など)

③加齢に伴う機能低下(女性の場合更年期障害以降に見られがち)

④薬の副作用(抗うつ病薬、血圧降下剤、他)

などが考えられます。

 

●唾液を出やすくするためには

<唾液を出しやすくする方法>

十分な水分補給

ただ水分補給をするのではなく、少しずつ小まめに飲むことがポイントになります。

口の運動をする

唾液は運動や刺激によっても分泌量が増えることが分かっています。話す・歌う・笑うなどの日常生活の何気ない表情なども影響します。

マッサージをする

顔の周りには唾液腺がたくさんあるため刺激すると唾液が出やすくなります。そのため、唾液腺マッサージや舌のトレーニングも唾液を出す効果があります。

歯のケアをする

歯の噛み合わせを綺麗する、硬めの食事を少し意識する、ガムなどを噛む。酸っぱいものや辛いもので刺激するなども1つの方法です。

 

<唾液腺を刺激する運動>

舌のトレーニング

①なるべく大きな口で舌を前後に動かす(出したり引っ込めたり)。

②舌をなるべく前に突き出した状態で左右に動かす。

③舌を前に出して舌先で円を描く。

④舌打ちのように(ラララなど)を発音する。

※3回ほど繰り返す。唾液が出たことを感じる。

※食事の前に行うと効果的です

 

 

参考資料

https://www.kewpie.com/

 

【介護】円背~腰が90度のおばあちゃんとかいませんか!?~

【介護】円背~腰が90度のおばあちゃんとかいませんか!?~

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腰が曲がっているおじいちゃんおばあちゃんをよく見ますよね。

病院や施設に働いていれば必ず目にします。

老化現象の1つではありますが、なぜ腰は曲がってしまうのでしょうか・・・

調べてみました。

 

 

●老人性円背とは

老人性円背とは、歳を取っていく中で腰や背中が曲がって丸くなってしまうことです。

その原因は、背中の椎間板の偏移・変形や骨粗鬆症により弱くなった胸椎や腰椎が変形したり、骨折することで起こると言われています。

男性よりも女性に多くみられ、変形や骨折を繰り返し起こしたりすることで円背は大きくなっていきます。

骨粗鬆症は痛みを伴うことが少ないため知らず知らずのうちに骨折をして円背が進行していくパターンも多いようです。

 

●円背の症状

老人性円背は、背骨が亀の甲羅のように丸くなりやすいようです。

痛みを伴うことは少ないですが、背を伸ばした際に骨折が起きたり、痛みが出現していしまい、最悪の場合、寝たきりになる場合もあるため注意が必要です。

<具体的な症状>

・痛みを感じることは少ない。

・背筋を正す時は要注意(骨折や痛みの出現に繋がるかも)。

 

●老人性円背の原因

老人性円背の主な原因は、加齢による骨の変形、骨密度の低下です。

特に女性の場合は、骨粗鬆症になりやすいため、骨の変形や骨折には気を付けなければなりません。

その骨折の中でも要注意なのが“圧迫骨折”です。

重いものを持ったり、尻餅をついたりなどで発生したり、もろい人は寝返りでも起こる場合もあるようです。

<骨粗鬆症>

・痛みは感じないことが多い。

・骨折しても気づかない。

そのため、知らないうちにどんどん腰が曲がっていってしまう。

 

●老人性円背の検査・診断

老人性円背の診断としては、X腺撮影の画像を見て判断します。

判断として、画像には椎間板や椎骨が潰れてくさび形に見えるようです。

また骨粗鬆症などを確認するために、血液検査やCT、MRIも行うこともあるようです。

 

●老人性円背の対処法

老人性円背の治療法というより対処法になるかと思います。

<ストレッチ・運動>

・無理の無い程度に胸を張る。

・背中を伸ばす。

・背中の筋力向上を図る運動をする。 など

<カルシウムなどの摂取>

・カルシウム摂取を心がける。

・ビタミンD・マグネシウムを一緒に摂ることでカルシウムの吸収を良くする。

 

●介護をするときの注意点

老人性円背で痛みが出やすい場所は、“首・腰”です。

ベッドでのトイレ介助や移乗などを行う場合は、“首・腰”に注意しながら実施しましょう。

人によっては体に力が入りやすい方もいるため、背中に負担がかからないように注意が必要です。

円背のある方は、腰が曲がることで視界が低くなるため、上の方への注意が向かなくなってしまうため、その方の頭上には注意しましょう(例えば、車に乗る際に頭を柱にぶつけないようにするなど)。

 

 

参考資料

https://www.hospita.jp/disease/4436/

https://www.my-kaigo-home.com/column/62/

 

 

 

【リハビリ】足の裏が痛むことありませんか?~足底の炎症!?~

【リハビリ】足の裏が痛むことありませんか?

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久しぶりにスポーツをしたり、

休みの時に歩き回ったりした時などに、

足の裏側が痛くなることありませんか?

その原因の1つとして“足底筋膜炎”という炎症によるものがあるようです。

 

 

●足底筋膜炎とは

足底筋膜炎とは、足裏に負荷がかかり炎症を引き起こすものです。

炎症であるため痛みも発生するということですね。

足底筋膜は、踵(かかと)から足指へ繋がる繊維の束になります。

足底筋膜の働き

運動や歩く・走るといった時の足への負荷を軽減させる働きがある。

損傷しやすい部位?

この筋膜はマラソンや足負担の大きいスポーツの場合、足裏に強い刺激や外力がかかることで、足底筋膜を形成するコラーゲンの組織が損傷してしまいます。

また、負荷がかかり続けることで、組織が硬くなってしまい、「足底筋膜炎」が発症、痛みが発生してしまいます。

足底筋膜炎の痛みの特徴として、起床時に強い痛みが発生しやすいようです。

<足底筋膜炎のチェック方法>

チェック①

①椅子に座り片足を膝の上にのせる。

②足親指を反らす。

③手で足の裏を押してみる。

④土踏まずと踵周囲に痛みが出た場合、足底筋膜炎の疑いあり。

チェック②

①平らな場所で両足が平行になるようにして立つ。

②踵は床につけたままゆっくりと腰を下ろす。

③この時に痛みが出たり、バランスが崩れそうになったら疑いあり。

 

●足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎になる原因の1つは過剰な運動。足底に負荷がかかりすぎてしまうことで起こります。

①運動(マラソンやテニスなど)

②普段より歩いた(旅行や大型ショッピングモール周りなど)

など、日常生活の中でも負荷のかかる場合にも、足底筋膜を引き起こすこともあります。また、扁平足だと筋膜炎になりやすいようです。土踏まずの無い状態は、足底筋膜が常に引っ張られた状態になっているため負担がかかりやすいようです。

 

●足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎の主な症状は痛みです。

初期の場合

起床時やトレーニングの開始時などの動き始めに痛みが生じやすい。

この時に症状に気づかなかったり、症状を軽くみて放っておくと、ほとんどが徐々に悪化します。

悪化した場合

長時間の立ち仕事や歩行を続ける、階段の上り下りなどの足を使う際に痛みが出現するようになります。

最悪の場合、歩けない程の痛みになったり、踵に激しい痛みが続くようになるようです。

 

●足底筋膜炎の治療

いろいろと治療法はあるようですが保存療法が主な治療法になるようです。その他にも、理学療法や薬物療法、外科手術などがあるようです。

インソール(足底板)

インソール=靴の中敷き。

厚いインソールにすることで、足底筋膜への負荷を分散させる効果があるようです。

負荷を軽減が、痛みも軽減にも繋がるため、症状の回復にも繋げられるためインソールが有効だと言われています。

サポーター

サポーターは、足底筋膜の役割を助けることで足底(土踏まずなど)を助けます。

サポーターで歩行の手助けにもなるので有効です。

 

●足底筋膜炎の予防と対策

ストレッチ

一般的で効果的な方法として“ストレッチ”が良いとされています。

上記にも書きましたが、足底筋膜は足指から踵にかけてある繊維組織です。

この筋膜の柔軟性が低下したり動きが悪くなることで症状が出てくるため、その柔軟性を維持するのにストレッチが有効とされています。

<方法>

①しゃがんで足先のみでバランスをとる。

②足指をしっかり反らすように意識。

③足裏の腱が伸びていることを感じながら伸ばす。

 

トレーニング・マッサージ

足底筋膜は、筋力低下でも起こる可能性があります。

<方法>

①タオルを用意し床に敷く。

②タオルの上に足を置き、足の指でつかむ。

③タオルを足の指を使って引き寄せる。

<足裏マッサージの方法>

①ゴルフボールを用意。

②座った状態でゴルフボールをゴロゴロと転がす。

 

歩き方の注意点

・すり足で歩かない。

・歩幅を大きく。

・体をリラックスさせる。

など「正しい歩き方」を心がけことが大切です。

踵着地や歩幅を大きくするだけでも、筋膜炎の予防にもなりますし、腰痛予防にも繋がります。

 

あまり歩くことがない人は、久しぶりの旅行や運動をすると足底筋膜炎になりやすいため、日ごろから歩くときは正しい歩き方で、ストレッチや適度な運動を心がけましょう。

【情報】アロマセラピー~好きな匂いはありますか?~

【情報】アロマセラピー~好きな匂いはありますか?~

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●匂いで安心?

コーヒーのにおい、柑橘系のにおい、ミント・バラの香りなどを嗅いでホッとしたり・安心したり・リラックスできたりしませか。これは脳が何らかの反応をしていると分かります。

アロマセラピー(aromatherapy)は、「におい」を利用します。植物の芳香成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いて、心身の健康を維持・増進したり、病気の治療や症状を和らげると言われている療法です。日本語では「芳香療法」とも呼ばれているようです。

 

●誤解されているアロマセラピー

日本ではアロマセラピーというと、エステサロンなどリラクゼーションの一つだと思われがち!?

フランスなどは、漢方のように補完・代替する医療として認められているようです。

アロマセラピーには、外国でメディカル的アロマセラピーエステ的アロマセラピーの2つあるとのこと。

日本へは1980年代にイギリスから入ってきました。イギリスから入ってきたものはエステ的アロマセラピーであり、“日本では美容”と誤解されやすいようです。

 

●匂いを感知する仕組み

人間はどう匂いを感知しているのか!?

 

①大気中の「におい分子」が鼻孔から吸い込まれる。

②鼻腔内にある嗅上皮の粘液層に付着。

③におい分子は粘液に溶け込み、嗅細胞の嗅覚受容体に結合。

④嗅神経が刺激されて電気信号を発生。

⑤その電気信号が脳の嗅球へ伝わり、脳の神経細胞が「におい」として感知。

 

においを感知するのは脳中枢である大脳辺縁系(感情や情動行動をコントロール)や、視床下部(自律神経系や内分泌系をコントロール)などの神経があります。

五感(嗅覚、視覚、聴覚、触覚、味覚)のうち嗅覚からの情報だけが脳中枢に直接伝わり、視覚や聴覚、触覚、味覚の情報は脳の他の部分を経由して伝わります。においの嗅覚情報は、他の感覚情報よりも早く強い刺激として脳に伝わり、心身に働きかける作用があるのです。

 

●アロマセラピーは他を補う医療

アロマセラピーが医療分野で注目されており、現代西洋医学では治療や予防が難しい疾患や症状に効果があると思われるからです。

アロマセラピーでは病巣を切除するなどのアプローチは不可能ですが、手術後の痛みや不快感を和らげることは可能です。アロマセラピーでは“においの情報”が脳に直接伝達されるため、脳が原因となる疾患や体の不調を改善できます。日本でも1990年代末から、研究が進めれられアロマセラピーのエビデンスが得られてきました。

 

参考資料

https://www.sc-engei.co.jp/

ギャンブル依存症~ギャンブルと言えばパチンコってイメージです~

ギャンブル依存症~ギャンブルと言えば・・・~

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ギャンブルってやったころありますか?

パチンコ、スロット、競馬、競輪など宝くじもそうですかね?

宝くじは買ったことがありますが、正直当たったことはありませんw

でも好きな人にとってはパチンコの雰囲気や当たった時の高揚感が堪らないんでしょうね。

 

 

 

 

●ギャンブル依存症とは

定義

精神疾患のひとつに分類され、医学的な呼称は「ギャンブル障害」と言われ、2017年までは「病的賭博」(ICD-10)の呼称も使われた。本障害は「持続し反復する問題賭博行動によって臨床的に意味のある機能障害や苦痛が生じている状態」また「貧困になる、家族関係が損なわれる、個人的な生活が崩壊するなどの、不利な社会的結果を招くにもかかわらず、持続的に繰り返され、しばしば増強する賭博行為」を本質的な特徴とする。

引用:ウィキペディアより

 

●症状

<ギャンブル依存症の症状>

・ギャンブルにのめり込む。

・興奮を求めて掛金が増えていく。

・ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない。

・ギャンブルをしないと落ち着かない。

・負けたお金をギャンブルで取り返そうとする。

・ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする。

<リスク因子>

・若い人

・男性

・ストレスへの対処がうまくない人

・ギャンブルが身近にある

パチンコやスロットの場合・・・

機械そのものに依存させる要因がある。

あと少しで当たるかもしれないという場面で、脳内の高揚感を感じる部位の働きが活発になることでギャンブルを続けたいと思ってしまう

また、その機械の画像や音響の影響・演出により、もう少しで勝てる・勝っていると錯覚を起こし脳内を活発にする効果があります。

 

●依存への流れ

最初は、脳内の報酬系の反応により関与してギャンブルを繰り返し、徐々に依存が形成され、やめたいと思いながらも止められなくなってしまいます。

ギャンブル依存症の方の特徴として・・・

・負けが続いても最終的には勝てると確信している。

・負けた時のことはよく覚えていないが、勝った時のことはよく覚えている。

・迷信的な行動で運をコントロールできると信じる。 など

このようにギャンブルに対する考え方が偏っている場合が多いです。

そのため、ギャンブル依存症の治療として・・・

ギャンブルへの考え方の偏りを見直す

・金銭管理を中心に日常生活を見直す。

など、ギャンブルへの気持ちを低減、効果的な対処法を探る身につけるために認知行動療法と呼ばれる治療を行うことが多いです。

 

●アルコール依存症のための薬物療法

アルコール依存症の治療は、上記に述べたもの以外に、薬物療法もあります。薬物療法の目的として飲酒防止があります。

①抗酒剤

この薬を服用後に飲酒すると、吐き気や顔面紅潮、頭痛等の反応が起こります。ただ、飲酒欲求を抑えるものではありません。

心臓や肝臓等に疾患がある方や妊婦は禁忌。アルコールの入った食品、栄養ドリンク剤などでも反応が出てしまうことがあるため注意が必要です。

②飲酒欲求軽減薬

脳に働き飲酒欲求を抑える作用がある薬です。①の薬と違い、服用後に飲酒しても嘔吐や頭痛などの症状はありません。肝障害のある方にも使いやすく、抗酒剤と併用も可能。

副作用として、下痢、腹部の張り、悪心、胃腸障害などがあり、腎障害のある方や高齢者には慎重に対処が必要な薬となっています。

 

 

参考資料

https://www.ncasa-japan.jp/understand/gambling/about

 

【神経】坐骨神経痛

【神経】坐骨神経痛

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●坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿って臀部から脚にかけて生じる痛みの総称。

坐骨神経痛が起こる疾患として、腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などがあり、脊椎の何等かの原因で起こることが多い。また、血管性病変、腫瘍、内科系疾患、婦人科系疾患、精神的要素なども坐骨神経痛の原因となることがあります。

坐骨神経痛は原因となる疾患が多いために、治療方法も様々です。

 

●原因

坐骨神経痛を引き起こす病気

①整形外科疾患

・腰部椎間板ヘルニア

・腰部脊柱管狭窄症

・腰椎すべり症

・変性側弯症 

・梨状筋症候群   など

②血管性・心疾患

・閉塞性動脈硬化症

・閉塞性血栓血管炎

③腫瘍性病変

・骨盤内腫瘍

・脊髄腫瘍

 

●症状

座っている時に痛みが強くなり、歩くと楽になる

※逆に歩くことで痛みが増強することも。また運動とは関係なく、臀部から脹はぎにかけての痛みが生じることもあります。

腰部脊柱管狭窄症が原因となる坐骨神経痛

※長時間立っている・長い距離を歩くことで痛みが生じる「間欠跛行」という症状もある。この時の痛みは強く、日常生活にも支障が出やすい。

腰部椎間板ヘルニア

※多く発生する場所として第4腰椎と第5腰椎の間のヘルニアがあります。第5腰椎神経根が圧迫され、脹はぎの外側や足の甲から親指に痛みやしびれが出ます

第5腰椎と第1仙椎の間のヘルニアは、脹はぎの裏側から足の裏や小指にかけて痛みやしびれが起こる。

※片方の脚だけが痛くなりやすく、両方とも痛むことは少ないようです。

※痛みは座っているときに強くなることが多く、くしゃみや咳をすると腰から脚にかけて痛みが出ます。

 

●検査・診断

上記にも述べた通り、坐骨神経痛の原因は整形外科疾患だけでなく、内科や婦人科などの疾患も原因となります。

そのため、問診や身体所見、随伴症状などをしっかりと行った上で必要な検査・診断をしていくことになります。

腰部椎間板ヘルニアの場合は、「下肢伸展挙上テスト」と呼ばれる検査が行います。脚を上げていくテストなんですが、途中で痛みが出て脚が上がらなくなると陽性です。

これ以外にも画像検査(レントゲン写真やCT、MRI、脊髄造影検査など)を行います。動画所見により、脊椎の変形や彎曲、椎間腔、脊髄神経の圧迫状況などを見ていきます。

 

●治療

基本的には保存的治療となります。

原因により手術を行うこともありますが、保存的療法で状態変化を確認してからの手術の話になることが多いです。

坐骨神経痛は、痛みのある下肢を安静を保つことが優先されます。

服薬としては、消炎鎮痛剤で痛みを和らげたり、筋弛緩薬や血管拡張剤を使用することで筋肉を柔らかくしたり血行を良くしたりといった処方が行われます。

場合によっては、装具や温熱療法、神経ブロック療法が行われます。

 

参考資料

https://medicalnote.jp/diseases/

【リハビリ】筋肉の種類

【リハビリ】筋肉の種類

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筋肉マッスソー。

ムキムキの筋肉に憧れたことはありませんか???

自分はあります。高校の時に頑張ったのですが全く筋肉が大きくなる気配がありませんでしたww

とりあえず、筋肉とは何か!?

調べてみました。

 

 

●筋肉の種類

筋肉は、大きく分けて3つの種類(骨格筋・平滑筋・心筋)あります。

骨格筋

体全体、手や足を動かすときなど体を動かすための筋肉。この筋肉は自分の意思で動かす。

骨格筋を構成している筋繊維には大きく分けて速筋遅筋の2種類。

速筋:白く見える筋肉であるため白筋とも呼ばれる。収縮するスピードが速く、瞬間的に大きな力を出せるが、長時間の収縮を維持することは難しく張力が低下する。

遅筋:赤みがかった色をしているため赤筋とも呼ばれる。収縮のスピードは比較的遅く、瞬発的な大きな力は出にくいが、疲れにくく長時間、一定の張力を維持することができる。

②平滑筋

血管、胃や腸などの内臓の筋肉で随意的に動かすことができない筋肉

骨格筋や心筋とは違い、横紋はありません。平滑筋は意思で動かすことのできない不随意筋です。筋そのものの収縮力は横紋筋に比べて弱いですが、疲労しにくく動き続けることができるため、内臓を継続して動かすことが出来ます。

平滑筋は心臓と同じように、自律神経の支配を受けているため、自律神経の乱れはそのまま内臓の乱れに繋がります。

③心筋

心筋は心臓を動かす筋肉であり、平滑筋同様に自分の意思で動かすことができない筋肉

筋肉としては骨格筋と同じく横紋筋です。しかし、心筋は意識的に動かない不随意筋になります。動いても疲労しないため骨格筋とは異なります。

心臓はペースメーカーと呼ばれる部位からの命令により、伝導系で興奮が次々に伝わり、心臓をリズミカルに収縮・拡張することができます。心臓の拍動の動き(早い遅い)、運動は自律神経により調節されます。

 

●筋肉の構造

筋肉を鍛え大きくでき、筋繊維と呼ばれる細長い細胞が集まりできています。

筋繊維は「速筋繊維(速筋)」と「遅筋繊維(遅筋)」に分かれます。

速筋

①白く見える筋肉であるため白筋とも呼ばれる。

②収縮するスピードが速く、瞬間的に大きな力を出せるが、長時間の収縮を維持することは難しく張力が低下する。

③主に短距離走やウエイト・トレーニングなどに使われ、この筋肉を鍛えるには、大きい負荷・少ない回数で動かすと良い。

遅筋

①赤みがかった色をしているため赤筋とも呼ばれる。

②収縮のスピードは比較的遅く、瞬発的な大きな力は出にくいが、疲れにくく長時間、一定の張力を維持することができる。

③長距離走などに使われ小さい負荷・多い回数でトレーニングすると効果がある。

「速筋」「遅筋」の占める割合は、生まれたときに比率は決まっているようです。トレーニングしても大きく比率を変えることは難しいようです。しかし、筋繊維を太く強くすることはできるため、目的に合ったトレーニングが重要になります。

【リハビリ】座って出来る簡単な運動

【リハビリ】座位運動

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●座ってできる運動

※写真が無く見づらくて申し訳ございません。

ストレッチ

●首と体幹(5回繰り返す)
①鼻から息を吸いながら,首を後ろに倒しながら両手を後ろに伸ばす。
②口から息を吐きながら,首を前に倒し,背中を丸める。

●肩甲帯
口から息を吐きながら,首と体幹をひねる.(左右3回ずつ行なう)

 

上下肢の筋力トレーニング

●上肢筋力トレーニング
①両手を背屈して真横に伸ばす。
②口をすぼめて息をはきながら。上肢の伸展筋の等尺性収縮を6秒間行う
③次に正面に手を伸ばして同様に行う.(それぞれ5回ずつ行なう)

●下肢筋力トレーニング(大腿四頭筋)
①足首のところで,両足を交差させ,上になっている足で下になっている足を押さえる。
②口をすぼめて息をはきながら,大腿四頭筋の等尺性収縮を6秒間行う。
③足を組み替えて,反対側も同様に行う。(左右5回ずつ行なう

●下肢筋力トレーニング(抗重力筋全体)
①椅子のふちを両手で握り,下肢は床を踏ん張るように力を入れる。
②口をすぼめて息をはきながら,下肢の抗重力筋の等尺性収縮を6秒間行う。(5回行う)

 

有酸素運動

●前後ステップ
①片足を前方に出して踵を床につけて,再び足を元の位置に戻す
②反対の足も同様に行ない,繰り返す.

●左右ステップ
左右方向へのステップも同様に行う.

●椅子歩行
一側の上肢を前方,他側の上肢を後方に振り,歩く動作を繰り返す

●膝伸展
①片足を上げ,膝を伸展させて,再び足を元の位置に戻す.
②反対の足も同様に行ない,繰り返す.


●高齢者の身体機能や体力の低下

高齢者は体力・健康状態などの個人差が大きい
高齢期に至るまでの経験や考え方にも個性がある。
個人差が大きいことを前提に、加齢に伴って低下していく身体機能や体力などの一般的な状況について知っておくことが大切

 

<加齢で伴う身体機能の低下>

① 加齢に伴って体力は低下するが、運動不足の影響 が大きい。

② 日常的に使っていない身体機能は低下しやすい (握力は維持しやすいが、ボール投げ・腕立て伏せなどは低下)。

③ バランス能力・動きをコントロールする能力は低下しやすい(閉眼片足立ちなど、新しい動作を習得する機会がなくなると低下しやすい)。

④ 速筋繊維が萎縮、敏捷性が低下、瞬発的な動き、素早い動きができなくなる。しかし、遅筋繊維は維持されている。

⑤ 脚の筋力低下は,歩行能力に影響する(日ごろ、座っている時間が増えていないかなど)

⑥ 腹筋・背筋など上体を支える筋力の低下で姿勢が悪くなる(円背になる)。

⑦ 骨盤底筋が衰え、腹圧性尿失禁が増える(女性に多い)。

⑧ 呼吸・循環器系の機能の低下、血圧の上昇、肺活量・最大酸素摂取量の低下(息切れしやすい、血圧が上がりやすい)。

⑨ 有病率が高くなる。慢性的な疾患で治療中、服薬中の人が増える(高血圧、糖尿病、高脂血症など)。

⑩ 整形外科疾患が増える(腰痛症、脊椎管狭窄症、変形性膝関節症(女性に多い)など)。

⑪ 骨粗鬆症が増え、転倒などにより、骨折しやすく なる(女性に多い)。

⑫ ホメオスタシス(恒常性)の低下、体温、心拍数、 血圧、体内の水分量などのコントロールができに くくなる(熱中症になりやすい)

⑬ 視力(老眼,白内障など),聴力(難聴など),皮 膚感覚などが低下する。

⑭ 予備力が低下、疲労しやすく、回復に時間がかかる

⑮ 精神的なストレスが多い:健康上の不安,介護, 親しい人との離別,経済的な不安

⑯ 認知症,うつ病が増える。

⑰ 行動が慎重になる、時間を気にする(定刻より30 分以上早く集合する、帰りの時間が気になり,落ち着かなくなる)。


参考資料

武井正子.高齢期の運動による健康づくり 元気をつくるシニアエイジの健康エクササイズ.順天堂医学. 2011, 57 P. 462〜469

高橋仁美 他.慢性閉塞性肺疾患における低強度運動療法「座ってできるCOPD体操」の効果.Jpn J Compr Rehabil Sci Vol 2, 2011